2021年06月29日

ステヴィアに登る

今日は湿度が高めなのか、やや視界が霞んでいる感じでしたが、やはり夕方まで青空が広がっていました。
(夕方に暫く雨が降りました)
滞在しているセルヴァ村 Selva Val Gardena の背後に聳えている岩山、ステヴィア Monte Stevia に登りました。

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朝、貸アパートのバルコニーから見えるサッソルンゴの近くに月が出ていました。

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セルヴァ村の北側の高台ダウネイ Daunëi(ダニエル Daniel)地区から前々日と同じ3番のハイキングコースに入って北へ登ります。広場のような場所に出ると、その西側にバス停「シュッツ Sciuz」があります。ダウネイ地区への村内バスの一部はここまで上ってくるので、ここから歩き始めれば楽だろうと思います。

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バス停の東にある分岐から「17A」のコースに入って森の中を東へ登っていくと、ステヴィアの岩壁が近づいてきます。急斜面には綺麗に階段が切ってあり、予想したより歩きやすい道でした。犬2匹を連れてスニーカーで颯爽と登っていく地元のお姉さんもいました。

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ガレた急斜面にはスミレのようなこの花が沢山咲いていました。どなたか名前をご存じでしょうか?
⇒ 早速にムシトリスミレだとお教えいただきました。ありがとうございました。

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急斜面を登り切ったところは南側が断崖で切れ落ちた展望所です。

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サッソルンゴと眼下のセルヴァ村が一望できました。

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急斜面の上にはなだらかな草原が広がっていて、その西端に十字架が建っていました。背後はセッラ山塊、左端はチール連峰です。

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帰路ではこの分岐を左手(西)へ進みました。岩壁の下へ少し下り、東側の草原へ登り返してステヴィア小屋へ向かいます。

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途中で穴の開いた岩山が見えました。先日ヴァルルンガから見上げた岩山を反対側から眺めているんだと思います。

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ワスレナグサ。他にもミミナグサ、キジムシロ、グロブラリア等が咲いていました。

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東側の草原から西側を撮った写真。テーブルのような草原の下手(木が生えている部分の右端辺り)へ向こう側から登ってきて、テーブル上を右へ進み、写真右端の道で手前へトラバースしてきました。

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ステヴィア小屋(海抜2,312m)。テラス席に真新しい白木のテーブルとベンチが並んでいましたが、自己隔離期間中の我が家は遠慮しました。

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ステヴィア小屋近くの草原でセッラ山塊を眺めながら寛ぐハイカー。

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我が家はステヴィア小屋からもう少しだけ登り、小屋の背後の草原で持参したおにぎりを食べました。そちらへ向かう途中、「その先には未だ雪があるよ」と小父さんに忠告されました。一昨日に行ったレーゲンスブルガー(フィレンツェ)小屋の近くへ下る道があるんですが、そのことだったんでしょうか。
草原の南東側には鋭く切れ込みを入れたような断崖が見えました。どうやってこのような地形ができるのか、不思議です。

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休憩した草原からは東側にコル・ダラ・ピエレス(2,747m)が間近に見えました。案内標識によれば、ステヴィア小屋から1時間半で登れるらしいですが…。

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岩壁の下の道を戻り、ジルヴェスターシャルテ Silvesterscharte の鞍部から17番のコースで下りました。こちらの道も急斜面でしたがよく整備されていました。

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下り道の途中から見上げるジルヴェスターシャルテ(写真左上)。

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道はユアック小屋 Rifugio Juac の前へ下ってきます。ここからは前々日に歩いた3番のコースで南下します。

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少し疲れましたが、無事セルヴァ村へ下ってきました。村から見上げるこの岩山の上になだらかな草原が広がっているとは想像し難いものがあります。

posted by おーと at 04:43| Comment(15) | ガルデーナ谷(イタリア)
この記事へのコメント
おーと様
毎日、楽しい散策便りをありがとうございます。
スミレに似た花はムシトリスミレです。名前はスミレですが、タヌキモ(狸藻)科の植物で、日本の物と同じです。なお、スマホ(アンドロイド)のアプリで、Google Lensとか、Picture this(有料)と言うのがあり、それをインストールして、植物の写真を撮ると、即座に名前を教えてくれます。前者は無料ですし、外国の植物もドンドン教えて呉れます。因みに、この写真をGLで検索したら一発で正解が出ました。
Posted by 和田 力 at 2021年06月29日 09:18
おはようございます。
サッソルンゴのモルゲンロートに見とれましたー。凄いです!!!ため息しか出ませんよぉ。(羨)またまた750m以上の標高差をものともせず、果敢にチャレンジするおーと様ご夫妻に拍手喝采です。元々、ステヴィアにはリフト類はないのですねー。観光局の地図とにらめっこしてコースを確かめて楽しませていただきました。
http://www.gardenacard.com/it/Default.asp
このmapは、Googlemapとは向きが逆になります。最初にGoogleが頭に入ってしまったので、これに馴れるのに時間がかかりました。(鏡の世界にいるようで混乱しました。笑)スミレの正式名、流石、和田様です。Googleレンズ機能なんてあるのですね。便利さに驚きました。急傾斜を登った高台からのサッソルンゴとセルヴァ村の眺め、最高ですね。コル・ダラ・ピエレス(2,747m)って、どんな所なのだろうか…と、夢が果てしなく広がっています。岩山の上にこんな大草原が存在するとは不思議な気がします。岩山の上は石ころの世界だとばかり想像していましたから!ワクワクしますね。
それにしても保健所からの電話には、さぞドギマキしたこととお察しします。再検査の確認だけで、お咎めなしでホッとしました。セルヴァ村にはいつまでご滞在なのでしょう?想像以上に無数のハイキングコースが網羅されていて、交通アクセスやアパートからの眺めなどを総合的にみると、どの村に滞在するのが便利なのだろうか?…など、思いを巡らして楽しんでいます。(苦笑)
おーと様、毎日更新下さりありがとうございます!
Posted by なおなお at 2021年06月29日 09:43
和田力さま、早速に花の名前をお教えくださって、ありがとうございます! 別の写真でロゼッタ状の葉も確認していますので間違いありません。「グーグル・レンズ」のような検索アプリの存在については以前にもご指摘いただいたと思いますが、本当に便利そうですね。今後は試してみます。
Posted by おーと at 2021年06月29日 12:51
なおなおさま、おっしゃるとおり、ステヴィアには車道もロープウェイ類も通じていないので、歩いて登るしかない山です。自己隔離中の我が家もハンディがないハイキングコースと言えますね。
ご指摘いただきましたとおり、ガルデーナ谷の観光局が提供しているハイキング地図は南が上になってます。リンクを貼っていただいたような鳥観図なら、セッラやサッソルンゴを村の背後に描きたかったんだなと分かりますが、我が家が観光案内所で貰って来た衛星写真をベースにした地図も同様です。やはり地図は北が上になっている方が良いですよね。
保健当局からの電話には応答できてホッとしました。「連絡がつかない」と問題になるのもマズいですし、お咎めを受けるのではないかとの不安も解消しました。あとは明日の再検査をクリアするだけですが、観光局に問い合わせたところ、「ノーズ・テスト」と呼ばれる簡易検査(自分で鼻の穴に突っ込んだ綿棒を試薬に入れて提出するもの)なら村の薬局で無料でやってもらえるものの、それがイタリア政府から求められている抗原検査に合致するのか確証が得られません。正式な抗原検査は医師の予約を取れと言われたので、観光局から紹介された村の開業医にメールで照会しているところです。まぁここまで緩〜い自己隔離しかやっていない訳ですから、無料の簡易検査でも良いような気もするのですが…。
セルヴァ村での滞在は次の日曜までの2週間で、その後はセッラ峠を越えた先のファッサ谷へ移動予定です。ガルデーナ谷には3つの村があり、それぞれ少しずつ雰囲気が異なっています。買物や移動に便利で華やかな雰囲気がお好みならオルティゼーイ、静けさやハイキングコースへの近さを優先するならセルヴァ、庶民的な生活感を感じられる村ならサンタ・クリスティーナ、というのが我が家の印象です。
Posted by おーと at 2021年06月29日 15:06
おーと様こんにちは。
やっぱりムシトリスミレですよね。私実際には1度位しか見た事がありません。多く咲いているなんて虫を取るところ見られればお判りに?

ステヴィア、サツソルンゴやシウジー高原が見られて素晴らしい眺め画像で此れだけ奇麗なのですから、5感で言うことなしですね。これから色々と面倒な検査がおありになり又規則をお守り徒歩でハイキング立派です。お若いので体力もあるのでしょう。ワインのお陰?もう何本空けたのでしょうか?
おーと様此の辺りのハイキングマップの画像があるともっと分かりやすいと思うのですが?
Posted by ss at 2021年06月29日 16:21
ss様
地図が見たいという御話しですので、おーと様の下請けで暇な私が2枚紹介します。最初はSelva地域で2枚目はStevia小屋までの17Aの経路とコル・ダラ・ピエレス(2,747m)までは行ってゐる地図です。selva:
https://drive.google.com/file/d/1I2-0_Mj2QHAcOGi3kagORacvZ7IL_Fyk/view?usp=sharing
Stevia:
https://drive.google.com/file/d/1SGE0rkPdi1HAT6Zd46bDGJAkhf_nOdh1/view?usp=sharing
なお、この元はBergfaxです。
https://www.bergfex.com/sommer/italien/touren/


Posted by 和田 力 at 2021年06月29日 17:33
ssさま、ムシトリスミレは私も以前に見たことがあるような気がするんですが、少なくともあんなに群生しているのを見たのは初めてです。食虫植物だと分かっていたら、もう少し葉の方をじっくり見たんですが…。
抗原検査を申し込んだ医者からは返信が無かったので、医院を今朝直接訪ねてみましたが、「電話予約済みの人以外は入室不可」との貼り紙が入口にあり、電話で話すのは不安なのでその足で観光案内所へ行って相談しました。応対してくれたお姉さんに事情を話すと、その医者へ代わりに電話して予約を取ってくれました(お姉さんと医者はドイツ語で話していました)。お蔭で明日11時20分に抗原検査が受けられる見込みとなり、その場で陰性証明を出してもらえたら、すぐにバスに乗ってオルティゼーイの町へ出掛けたいと思ってます。
我が家は旅行中は毎日飲酒してしまうんですが、今回は長期旅行でもあり、自宅にいる時と同様に月〜木曜は禁酒デーにしたいと思ってました。でも実際にやって来ると、禁酒日を守るのはなかなか難しいですね(笑)。カミさんも「酒量を抑え気味にすれば大丈夫じゃない?」な〜んて言ってます。そうです、ワインもビールも安くて旨い当地がいけないんです!(笑)
和田力さま、当地の地図をご提供いただき、ありがとうございます! 我が家は旅行中にそこまで手が回りませんので(サッカーの欧州国別対抗戦を毎晩テレビで観ているからですが… 昨夜のスイス‐フランス戦は興奮しました!)、大変に助かります。
Posted by おーと at 2021年06月29日 23:51
おーと様おはようございます。
今朝は7月下旬の札幌がやばいので、変更を見直し、昨夜は超手ごろな航空券が発売されましたので。ところがネツトがなかなか繋がらず、30日は2回目のワクチンを打つので疲れる事は辞めました。で少し早起きをしてお目当ての値段のは取れませんでしたが、まあまの値段で取れました。女満別です。

抗原検査の申し込み出来て良かったですね。
私は語学がダメなので何時もインフォメーションの方に電話して貰う事が多いです。
ドイツ語ではなおの事ですよね。
地図我儘すみません。10年前のもう処分した様なので。
旅行に行って禁酒は絶体無理です。ましてお手頃なーーー
娘と一諸の時はハーフの瓶を買うのですが、物足りませんよ。多分売っていないのでは?

毎回丁寧なお返事恐縮に思います。おーと様のあたたかい優しいお人柄を感じて嬉しいです。
Posted by SS at 2021年06月30日 06:50
和田様おはようございます。
地図の詳細送付ありがとうございます。
これで位置関係が分かりより楽しめそうです。
有難うございます。
Posted by ss at 2021年06月30日 06:54
ssさま、感染リスクを抑えるために札幌を外されたってことでしょうか。女満別空港には降り立ってみたいのですが、我が家は未だ機会がありません。ssさまは阿寒の方へいらっしゃるんでしょうか、それとも知床ですか?
外国語で電話するのは苦手です。実際に会って話す方が安心できますよね。その点では観光案内所が近くにあると助かります。件の医者からは昨夕に返信がありましたが、とても簡単な文面で、やはり英語が得意とは思えない感じです。2時間後に検査を受けに行きますが、さてどうなりますことやら…。
ハーフボトルのワインも少しは売っていると思いますけど、割高ですよね。禁酒日を設けられないなら、せめてフルボトルを2日間に分けて飲もうと「努力」してます。気が付くと殆ど空いてしまっていることもありますが…(笑)。
Posted by おーと at 2021年06月30日 16:18
おーと様こんばんは。
娘とニセコアンヌプリと羊蹄山を予定しておりましたが、山に登れない日が続き諦めなければなりません。私も最近登つて居りませんので。会社で出かけるのを厳しく(彼女)、当たり前ですが。
若い人はこれから挑戦できると思いますが。さてどうなるやら。かなりリーズナブルなので嬉しいですが、知床は公共のバスなど便が悪いです。予備日を入れて4泊します。知床五湖。羅臼湖など半分ツアーになります。クマの動き回る季節なので。今回は阿寒は行きません。
知床峠から北方領土見えると良いのですが。


まあワインは制限て(ビールを飲む)、おーと様無理でしょう。
おーと様ご謙遜を、これだけ動いておられるので、英語は上手いのではと私は思っております。

Posted by SSです at 2021年07月01日 17:11
ssさま、やはり狙いは知床でいらっしゃいましたか。良いですねぇ。我が家はツアー参加が苦手なので、知床はハードルが高くて未だ行ったことがありません。
会社勤めでいらっしゃると、いろいろ行動に制約が課せられて自分だけの判断では動きづらいですよね。私の元勤務先も従業員に対して、海外旅行は勿論、国内旅行や他人との会食等も自粛するように指示が出ていました。
外国語はですねぇ、読み書きは何とかなっても、会話は性格が影響すると思うんですよ。私、日本語でも会話は余り得意な方じゃないですから…。
Posted by おーと at 2021年07月02日 02:07
おーと様おはようございます。
ワクチンの影響か、だるくて昨日は早く寝てしまい今日は5時に起きましたので、早く家事が終わりました。
私日本語も書いても話しても皆さんお判りのとうり得意でないです。子供から何が言いたいのか?度々です。文章を書けば省略してしまいます。
ツアーは私も苦手です。短い間に詰め込みは嫌いでのんびりが好きです。
知床も知床五湖のみ人数がまとまり、行動するという意味です。(熊対策)一人のんびり、ぼーと行きたいと思います。
Posted by ss at 2021年07月02日 08:41
いえいえssさまはコミュニケーション能力がお高いですよ。要は他人と会話したいという意欲を強くお持ちかどうかなんです。私はできれば話したくない方なので…(苦笑)。
知床の旅、のんびり楽しくお過ごしになれると良いですね。またご報告をお待ちしてます!
Posted by おーと at 2021年07月02日 13:27
写真を8枚追加しました。
Posted by おーと at 2021年09月27日 14:02
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