2021年07月22日

レッシェン湖の展望路を歩く

今日まで終日の晴天が3日間続きました。明日からは不安定なお天気になりそうだとの予報です。
オーストリア国境に近いレッシェン(レージア)峠 Reschenpass / Passo di Resia 方面へ出掛けてみました。

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ヴェノスタ谷鉄道の終点マルス Mals(マッレス Malles)駅でバスに乗り換え、ザンクト・ヴァレンティーン St. Valentin(サン・ヴァレンティーノ San Valentino)村で下車しました。ハイダーゼー Haidersee(ラーゴ・デッラ・ムータ Lago della Muta)の湖畔にあり、湖越しにオルトラー山を望むことができました。

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ハイダー・アルム Haider Alm 行きのゴンドラリフトに乗り込みます。シェーンエーベン Schöneben(ベルピアーノ Belpiano)からの下りゴンドラにも使えることを窓口で確認したうえ、往復切符(1人16.50ユーロ)を買いました。

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ゴンドラリフトから見下ろすハイダー湖。

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ゴンドラリフトの山上駅に隣接して建つハイダー・アルムのレストラン(海抜2,168m)。

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山上駅の下手に「プラーンダリナイールゼー Plandalinairsee」と書かれた池がありました。

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レストラン前の広場には子供向けの遊具が置かれています。ここから14番のハイキングコース(「パノラーマヴェーク Panoramaweg」または「ヘーエンヴェーク Höhenweg」と書かれています)で北へ歩き始めます。

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いきなり登り道が続き、高低差の少ないトラバースコースの筈なのにおかしいなと思ったら、「ローター・エック Roter-Eck」と書かれた展望所に出ました。

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「ローター・エック」から見下ろすザンクト・ヴァレンティーン村とハイダー湖。

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「ローター・エック」から眺めるオルトラー。その左隣はケーニヒスシュピッツェ(グラン・ゼブルー)で、写真左奥はチェヴェダーレです。

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この後は、細かな登り下りを繰り返しながら、森林限界付近をトラバースして進みます。

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「シェーンプッツ Schönputz」と書かれた池のある広場に出ました。休憩所やベンチが設置されていたので、我が家もここで持参した手作りサンドウィッチを食べました。

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シェーンプッツ付近から見下ろすザンクト・ヴァレンティーン村と、その右(南)にハイダー湖、写真右上にオルトラー山群。ハイダー湖の向こう側はバスで上ってきたマルザー・ハイデ Malser Haide の広大な牧草地です。ザンクト・ヴァレンティーン村の左(北)にレッシェン(レージア)湖 Reschensee / Lago di Resia のダムが見えています。

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進むにつれて、レッシェン湖とその背後のプラモルター・シュピッツェを一望できるようになってきました。右の対岸がグラウン Graun(クーロン Curon)村、左の湖岸がレッシェン Reschen(レージア Resia)村です。

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グラウン村と、その奥へ続くラングタウフェルス谷(ヴァッレルンガ)のズームアップ。写真左下に湖に沈んだ教会の鐘楼が見えます。

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レッシェン村の左がレッシェン峠で、その更に少し左がオーストリアとの国境。谷を写真の左奥へ下っていくとナウダース村に至ります。

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ツェーナーコップフ(チーマ・ディエーチ)の中腹へ上るスキーリフトのケーブル下を潜ります。

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シェーンエーベンに到着。ハイダー・アルムからここまで休憩時間を除いて約2時間でした。大きなレストラン(写真左)がありテラス席が賑わっていました。

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残念ながら我が家は既にお腹を満たしてしまったので、写真右のゴンドラリフト乗場から早々に下山しました。

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ゴンドラリフトの山麓駅では係員の小父さんが「車で来たのか?バスか? バス停は村の教会を目指して行け。20分くらい掛かるぞ」(以上、イタリア語なので私の推測訳)と親切に教えてくれました。

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レッシェン湖北端の湖岸を歩いてレッシェン村へ。

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湖岸には遊歩道と自転車道が整備されていて、歩いている人も多かったですが、暑い夏ならサイクリングの方が楽しそうだと思いました。

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教えてもらったとおりレッシェン村の教区教会へ。

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教会内部。主祭壇は神の子羊を描いた壁画です。

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教会前の停留所からバスに乗ってマルス駅へ戻りました。途中のグラウン村で湖に沈んだ教会を車窓から眺めましたが、周囲に遊歩道ができてしまっていて、これでは「湖に沈んだ」というイメージが損なわれてしまうような気がしました。

posted by おーと at 05:14| Comment(12) | ヴェノスタ谷(イタリア)
この記事へのコメント
おーと様、おはようございます。
レッシェン湖散策お天気に恵まれて何よりでした。湖の色は太陽が出ているか否かで随分と印象が変わりますものね。昨日の高山ハイキングとはうって変わってゆったりとしたパノラマハイキングも癒されます。(高台から湖を眺めるの、大好きです。)沈んだ教会の周りに遊歩道ができてしまっていまいちの雰囲気だったのですかー?(観光地化されすぎちゃったということでしょうかね。)陽光きらめく夏ではなく、晩秋や真冬だとまた違った印象なのでしょうね。(妄想)お天気が下り坂なのですね。雷にはご注されてくださいね。ところで……おーと様がお考えになっていらっしゃる無理っぽいコースはこれですか?
https://www.merano-suedtirol.it/en/schnalstal-valley/mountain-holidays/hiking-mountain-tours/high-mountain-trails-and-huts/10605022-maso-corto-kurzras-grawand.html
距離→7.2キロで登り119メートル、下り1297メートルは膝に来そうですが……(おーと様ご夫妻は隔離期間中にも結構な高低差をお歩きになっていましたよねぇ。)
観光局のHPを見ると、シュナルス谷にはたくさんのハイキングコースがあって迷ってしまいますね。高所でなくとものんびりと歩けるハイキングもあってコンディションに合わせられるのが良いですね。(たくさんある谷を一つずつ制覇したい病に罹患しました。笑笑)
さて、もし我が家でしたら……。思い切って上記のトレイルに挑戦するかしないかは……うーーーん、五分五分というところでしょうか?ザレた道なのかor3000メートルでの登山のキツさの経験があまりないので分かりません。(やっぱり我が家には無理そうかなぁ〜。)Teufelsegghutteまでのロープウエイが夏場も運行されてたらバリエーションが増えそうですよね。(自己都合すぎ?)妄想してみました……シュランダース→クルツラス→ロープウエイで山頂へ(山頂周辺の散策。La rotondaやGrawandを往復する)→クルツラスへ戻る→ラツァウンへゴンドラリフトで上って景色を楽しんだら場合によって周辺ハイキング(アルムも気持ちよさそうですし、至近距離ではなくてパのラマで周辺の山が見えそう。)→ゴンドラリフトで戻る→フェルナークト人造湖そばのバス停で下車して湖一周ハイキングをする。(途中で小高いレストランに寄り道する。)
https://www.merano-suedtirol.it/en/schnalstal-valley/mountain-holidays/family/hiking-with-children/10605028-looped-trail-around-vernagt-reservoir.html
ちなみに遊歩道にはこんなところも!(吊り橋好きにはたまらないっ。)
https://goo.gl/maps/q8fZykoxXZsiEv387
「冬には、水が発電のために貯水池から放出され、水位に応じて、浸漬教会の塔が見えるかもしれません。」と記載があるので、興味津々です。
……私の妄想旅行ルートは、こんなところでしょうか?(苦笑)
あ!そうそう!!!クルツラスへ向かうバスで、昨日見つけた憧れの『Certosa村』の修道院近くまで迂回するんです。村の入り口までかと思っていたのでこれは益々滞在価値があります。ふふふ(笑)
Posted by なおなお at 2021年07月22日 10:37
おーと様おはようございます。
お天気に恵まれて、毎日健脚なおーと様祝着に思います、
画像のオルトラー山が眺められるハイダ―ゼ―湖、自然そのもの何もない風景は本当に奇麗に眺められ心癒されます。此処でボーットしていても飽きない風景です。
この様な奇麗な風景を私達に見せる為に毎日グラウン村、レッシェン村や住民が手入れを欠かさないのではと思います。

このコース湖やダム湖が多く眺められ、アルムあり又ナウダース村が近いとあれば、私数年前のチロルが思い出されて、あと少し足を延ばせば等とーーー
グラウン村の教会湖に沈んだ、面白い風景に思わず笑ってしまいました。
明日は休養日になりますか?ナウダーズ村には何時お出かけでしょうか??
Posted by ss at 2021年07月22日 10:39
おーと様へ
クルツラス→ベラヴィスタ小屋を紹介したYouTubeがありました。ご参考になればどうぞ!自分の足でえいこら登って来ての絶景!素晴らしい展望ですー。
https://youtu.be/8RtE988sx6E
ベラヴィスタから先の動画は探せませんでした。(ここから先が肝心なのに……。)あ!『自分の目で確かめるまで動画は観たくないなぁ〜』ということでしたら、スルーしてくださいね。お節介ですみません。
Posted by なおなお at 2021年07月22日 11:32
おーと様、立て続けに申し訳ありません。
ありましたーーー。GrawandまでのトレッキングYouTube!何だか行けそうな気がします。往路か復路にロープウエイを使えば、なんとかなりそう?(苦笑)
https://www.youtube.com/watch?v=aEZyjLKLEJs
頑張って歩いてみたい衝動に駆られます。(往路:自力→復路:ロープウェイ利用)
Posted by なおなお at 2021年07月22日 11:56
因みに、8:00辺りからがベラヴィスタ→Grawandです。
Posted by なおなお at 2021年07月22日 11:58
なおなおさま、欲しかった情報の詰まった動画を探し出してくださって、ありがとうございます! お蔭さまで、きっぱり諦めがつきました(笑)。やはりグラヴァント山頂駅からの下りは、我が家のレベルで挑戦すべきルートじゃないですね。2本目の動画のように、初秋で残雪の少ない時期なら頑張ってみる価値はあるかも知れませんが、今夏は例年より残雪が多いようなので、1本目の動画(昨年6月でしょうか)と同じくらいの残雪があることを覚悟すべきじゃないかと思います。ベッラヴィスタ小屋の下方にも急斜面のトラバースがあって、雪があったらアウトでしょう。ロープウェイで往復するだけにしておこうと思います。好天予報の日に早起きできれば…の話ですが。もし行けたら、なおなおさまがご関心の修道院についても報告します。
Posted by おーと at 2021年07月22日 15:41
ssさま、ナウダース村からはレッシェン峠越えでマルス駅までの直通バスが出ています。概ね1時間毎に運行されていますから、相互に行き来することは容易ですね。スイスのミュスタイル谷も同様です。次の機会がありましたら、ssさまも是非3ヶ国の往来をお楽しみになってみてくださいませ。
我が家もそうしようと思ってましたが、一旦イタリアを出国すると、帰路で再入国する際に感染水際対策に関する届け出を再びさせられる恐れがあり(掲示板でご指摘いただいた「りまと」さまに感謝申し上げます)、今回はスイスやオーストリアを日帰りで訪ねるのは見送ろうと思います。来年以降の楽しみにとっておきます。
Posted by おーと at 2021年07月22日 15:49
おーと様
上から見た湖はスイスでも色々とありましたが
ここも素晴らしいですね。
足跡を記して見ました。
https://youtu.be/M6GxNnHanzE
Posted by 和田 力 at 2021年07月22日 17:13
おーと様、またまた登場失礼いたします。
諦めがついたとのことで、良かったです……と言っていいのかどうか分かりませんが、お役に立てて光栄でございます。(苦笑)妄想旅行が止まりません。(だって、楽しいんですもの!)ちょっと良いコースが見つかったのでご報告です。(ご存知かもしれませんが。)
シュランダース発8:32発ですと接続が良く1時間18分の移動時間です。(後発ですと所要時間1時間40分)(グーグル検索による)
https://goo.gl/maps/LGs4bh6F1cp7GzCH8
終点からヴァイスクーゲル小屋を目指します。何通りかコースがあるようですが、『12歳の子供たちが参加できる』と謳っているので大丈夫かと。(苦笑)
https://www.ferienwohnung-reschenpass.com/de/weisskugel-huette/wandertouren/detail/news/detail/wandertour-zur-weisskugel-huette/
直線距離で2キロ先はオーストリア。国境を超えるのが大変なご時世ですのでちょっと感慨深いですー。
ヴァイスクーゲル小屋周辺のストリートビュー↓↓↓
https://goo.gl/maps/BHVZ61V5FXiDJ3mw7
他にも色々とルートがあるようで、標高差600メートルくらいの更にナイスビュー(かどうかはよくわかりませんが、たぶん。)を期待できるコースもあるみたいですから、往路は簡単なコースで、帰路に自信が持てたら難しいコースを試してみるとか……(怖)バスの終点『メラーゴ/Melago)は谷の最奥の村……うふっ。
いかがでしょう?
Posted by なおなお at 2021年07月22日 18:10
和田力さま、いつも行程動画を制作いただき、ありがとうございます。レッシェン湖は人造湖ですが、急峻な地形に造られたダムではないので、自然の湖のような長閑な雰囲気が漂ってます。山々に雪が残る春に湖畔をサイクリングしたら楽しいだろうなと思います。レッシェン村にレンタサイクルもあるようです。
Posted by おーと at 2021年07月22日 23:49
流石なおなおさま、ラングタウフェルス谷(ヴァッレルンガ)の奥にしっかり目をつけられましたね。我が家もヴァイスクーゲル小屋には是非行ってみたいと思ってます。ご指摘のとおり、こちらの方がシュナルス谷よりアクセスが良いです。明日は早起きできればシュナルス谷へ、寝坊したらラングタウフェルス谷へ…というつもりでいます。今はゴロゴロと雷が鳴ってますので、お天気が回復すれば…という前提条件付きですが。
Posted by おーと at 2021年07月23日 00:52
写真を13枚追加しました。
Posted by おーと at 2021年10月20日 20:04
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