2021年07月23日

聖マルティン教会から歩く

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毎週木曜は滞在しているシュランダース Schlanders(シランドロ Silandro)村で農家朝市が開かれる日です。商店街にもポツポツと露店が出ていましたが、メイン会場はスーパー「Mプライス MPREIS」前の駐車場でした。ぎっしりと露店が並んで賑やかでしたが、やはり多いのは衣類や服飾雑貨の店。でも野菜、花、チーズ、パンなどの店もありました。期待していた魚屋も1軒出ていましたが、見た目の鮮度がカミさんのお眼鏡に適わず見送りに。カミさんは写真の店ではなく、商店街に出ていた小さな露店で新鮮そうなサニーレタスを2種類買いました。

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アパート出発が10時半頃になってしまったのと、今日は正午以降に雷雨の可能性ありとの予報でしたので、近場の山を歩くことにしました。列車で2駅東のラッチ Latsch(ラーチェス Laces)村へ行き、村の東外れにある乗場からロープウェイに乗ります。料金はゲストカードで1ユーロ割引になり1人片道9.50ユーロでした。

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30分毎の運行ですが、意外に10人近い乗客が集まったためすぐに出発させてもらえました。眼下のラッチ村の背後に広がる扇状地も一面の林檎畑です。

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ロープウェイの山上駅。ここは海抜1,740m。麓のラッチ村から1,000m以上も上ったことになります。

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山上駅に隣接したレストラン。周辺に他のレストランも複数営業していました。

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山上駅の近くにザンクト・マルティン St. Martin(サン・マルティーノ San Martino)教会が建っています。

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ザンクト・マルティン教会の主祭壇。壁画に聖マルティヌスの生涯が描かれているようです。

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我が家はここから「フィンシュガー・ヘーエンヴェーク Vinschger Höhenweg」と呼ばれる高台のトラバース展望路(14番のハイキングコース=写真の山腹に続いている道)を辿ってシュランダース村へ下る計画でしたが、案内標識に貼り紙があり、途中のツックビッヒル Zuckbichl〜パッチ Patsch 間が土砂崩れのために通行止めとのことでした。

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我が家はいつもの手作りサンドウィッチを持参してきたので、雷雨に遭う前に食べようと、オーバーハウス Oberhaus の牧畜農家を見下ろすベンチで早々に昼食を摂りました。谷底の手前がゴルトライン Goldrain(コルドラーノ Coldrano)村で、扇状地の奥は前日にバスで下ってきたマルテル谷です。

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エック Egg の牧畜農家集落を通過。ここにある筈のレストランも休業中でした。

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エックを過ぎた先の分岐で「14B」のコースに入り、通行止め区間を迂回することにしました。ところが余り歩かれていない道のようで、草の生い茂った斜面をトラバースする羽目になりました。

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何とか無事に松林の中の道へ出られましたが、一気に高度を下げたため予定外に足腰にキツいルートになってしまいました。でも予報どおり山の上で雷鳴が轟き始めたので、早めに山麓近くまで下ったのは結果的に良かったかも知れません。

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「14A」の幅広の林道に出てひと安心。ここにも用水路が流れていました。

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アンナベルク城 Schloss Annaberg の脇を通過しました。

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19番のコースで西へトラバースし、フェッツァン Vetzan(ヴェッツァーノ Vezzano)村の上手を通過。林檎の木が綺麗な曲線を描いて植えられていました。

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13番のコースで西進を続け、ようやくシュランダース村が見えてきました。

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12番の道を選び、葡萄畑を通ってシュランダース村の東端にある運動公園へ下山しました。迂回して歩いたこともあり、ザンクト・マルティン教会から約3時間半かかりました。

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そこから先日シュランダース滝の近くで見掛けた鱒の養魚場まで登り返しました。新鮮な鱒を買って帰ろうとしたんですが、養魚場は釣り堀で魚の販売はしていないとのこと。結局アパート近くの「Mプライス」で鱒を買って帰りました(笑)。
アパートへ着いた途端に雷雨がやってきました。ラッキーでした。

posted by おーと at 05:07| Comment(12) | ヴェノスタ谷(イタリア)
この記事へのコメント
おーと様、おはようございます。
不安定なお天気とのことで、朝市に行かれて後のんびりタイムなのかと思っていましたら、なんとまぁ!標高差1000m(ほぼ下り)のハイキングをされていたとはー!!!やっぱりタフですねぇ。朝市のカラフルな果物や野菜の画像は美しいです。キャベツ(欧州のキャベツは固くていまいち好みではありません。レタスの方がずっと美味しいですよねー。)かぼちゃ、細長いイタリアトマト、生姜もご立派、コロンとでっかいナス、一番奥のプラム(?)も美味しそうですね。お目の高い奥様のお眼鏡にかなわなかったとのことで残念です。
ケーブルカー、どこにあるんだろう?Googlemapではいつも赤い点々を目印に検索しているのですが、なかなか見つかりません。『ロープウェイの山上駅の近くにザンクト・マルティン(サン・マルティーノ)教会』の画像で検索をかけ、そこからネットサーフィンしましたら、あった、あった、ありました。これですねー。
http://www.bergbahnen-latsch.com/de/seilbahn-st-martin/st-martin
こんなところにロープウェイがあるなんて……。意外に最近(2002年)に建設された盛りだくさん(レストランや宿泊等もある)のところで、フムフムと唸っております。片道10.5ユーロ(ゲストカードで9.5ユーロ)、往復だとリーズナブルで13.5ユーロ。(ゲストカードで12.5ユーロ)軟弱な我が家はきっと、付近を散策したらロープウェイで下るでしょう。(苦笑)『チェアリフト タルシャーアルム』が気になりました。シュランダースからだとバスで30分、そこからチェアリフトでタルシャーアルムに到着するのですね。ハイキングも楽しめそうで心が躍ります。(本当にありとあらゆる楽しみ方ができて驚きを隠せません。)アンナベルク城の佇まいも素晴らしいです。リンゴ畑の見事なカーブもまるで図った様な美しい風景を作り出していますね。(農作物であふれる大地は生命感がみなぎります。)滞在しているシュランダース村を眼下に見下ろしながら歩くのって楽しそうです。(結構なハードさみたいですけれど……。)新鮮な『鱒』手に入らずに、ちょっと悔しいですけれどМプライスで購入されたのですね。ムニエルにして白ワイン(ウチは飲めませんが)で乾杯したら最高ですねっ。(ヨダレがー。)
そうそう、気になっているのですがハイキングの途中(山の上)で短時間の国境超えは、今日範囲なのでしょうか?スイス⇔イタリアは可能なのですかねぇ。昨日検索していたら、気になる場所があったのです。
https://goo.gl/maps/xafknwZhDe1omry6A
バス終点からハイキングを開始します。
https://www.sesvenna.com/
↑↑↑この山小屋までは5.1キロ、標高差558m(グーグル検索によると)なのでおーと様ご夫妻には『朝飯前』ではないでしょうか?(笑)その先がスイスとの国境になります。
https://goo.gl/maps/GdXB1SBhFewitY5ZA
面白そうなシュルフトです。山小屋までも滝があったりして興味を惹かれます。
https://goo.gl/maps/vdn3WjSh712UZkmaA
イタリアとスイスの国境には何か教会を示すものがあるのでしょうか?(興味津々)
帰路は山小屋の近く(?)からバス停そばまで『ハイキングタクシー』が出ているので(16:00〜18:00、10分おき、価格→1.5ユーロ)疲れた足の下りがきつければ楽々下山が出来るみたいです!
https://www.sesvenna.com/wp-content/uploads/2020/06/TASCHENFAHRPLAN2020.pdf
2ページ目のSHUTTLE SCHLINIG - WATLES
SLINGIA - WATLESがそのハイキングタクシーです。シュクオルから延々とハイキングが出来ることを知りワクワクします。
今日はお天気が良さそうですね。楽しみですねーーー。
Posted by なおなお at 2021年07月23日 11:05
おーと様
近場にも沢山、いいコースがありますねえ。羨ましい事です。土砂崩れ通行止めは最近の日本では梅雨時の定番みたいですが、イタリアでも?
軌跡の動画を作りました。
https://youtu.be/0yJS_DA4IOY
Posted by 和田 力 at 2021年07月23日 11:48
和田様〜。
やっぱり動画は良いですね!BGMも軽快で楽しさUP↑↑↑です。予定のコース、地図で拝見して「こちらは緩やかな下り道なんだー。」と、つい独り言を呟きながら妄想してしまいました。(笑)『Trout not for sale』には、クスリと笑ってしまいました。おーと様のblogを読んで+和田様の動画で楽しさUPUPです。
Posted by なおなお at 2021年07月23日 12:07
なおなおさま、度々ご提案いただくハイキングのターゲットが我が家と全く同じ観点で嬉しくなります。そうです、シュリーニック谷も行ってみたい場所のひとつなんです。バスが立ち寄るプレマユールからプランタパッチ小屋までチェアリフトが運行されていて(↓)、これを利用すればセスヴェンナ小屋まで周回コースでハイキングできそうなんですよね。
https://www.watles.net/en/ski-adventure-mountain-watles/summer/adventure-mountain-watles/opening-hours-prices.html
スイス国境までは楽に行けそうなので足を延ばしてみたいです。恐らく小さな礎石があるだけでしょうけど…。徒歩で山道をスイスへ少し入る程度なら、国境コントロールの問題は無い筈です。
そうそう、シュリーニック谷行きのバスが立ち寄るマリエンベルク修道院も気になっています。レッシェン峠方面行きのバスから見ましたが、物凄く立派な建物なんですよ。
見つけていただいたタルシャーアルムへのチェアリフトも乗りたいと思ってます。戻ってくるのが少し大変ですが、ウルテン谷へ越えられないかと考えてます。
Posted by おーと at 2021年07月23日 13:48
和田力さま、いつもありがとうございます! こうして動画に纏めていただくと、何か素晴らしいハイキングをしたような錯覚に陥りますね(笑)。バロック音楽のBGMのせいでしょうか。行き当たりばったりで危うい一日でしたが…。昨日の場所は最近崩れたのかも知れませんが、3年前の豪雨被害の際に土砂崩れが起きて未修復の道もあちこちにあるみたいです。
Posted by おーと at 2021年07月23日 13:53
おーと様
評価ありがとうございます。私は私の都合で軌跡の動画は、写真やBGMをを入れたり入れなかったりで不統一で、そちらが一番気に入った散策が粗末に扱われたりして申し訳ないと思います。作るのは我々が歩く時の動画制作の練習も兼ねておりますので悪しからず・・・・
Posted by 和田 力 at 2021年07月23日 17:51
おーと様こんばんは。
今日も暑さを考えて標高の高い山越前岳に行きました。国府津乗り換え御殿場線で御殿場へここからバスで愛鷹登山口から山神社から登り始めます。此処の駐車場はすでに満席状態。
1時間掛からないで稜線に出ます。此処からも樹林の中ですので、あまり暑くはないですが登りですのでそれなりに、未だ曇りですが荒々しい鋸山の尾根も見えます。其れも見えなくなりおよそ3時間程で越前岳1505m山頂に着いた。私より少し先を歩いていた人とほぼ同時です。地元の人だそうです。本当はこのままもとに戻りたと、でもバスがサフファリパークを寄ると座れなくなるので急降下覚悟で十里木高原へと進む、本当に登山道は無数にあり、どう歩くか考えつかまりながら、そのうち脚がつり、応急処地に塩の利いたぬかのキュウリと鉄分入りのゼリー、凄いです即利きましたから。此処から程なく自衛隊の大きな鉄塔から階段を降りると十里木高原のある国道へ。此処から10分でバスの有る十里木へ。ところがバスと止まつていたが、運転手さんお昼寝の最中、未だ時間が大分ありましたので大人しく私待ちました。やはりサファリパークくで大勢朝の人たちが殆ど、立っている人も。やっぱり十里木に回り正解でした。
なおなお様
おーと様だけでなく他の人にも目を向けては? 「周辺を妄想散策するのは本当に楽しくて仕方がりません」分かりますが、私には興味がわかない?{ウッフン}は何かチョツト。

愛鷹登山口から越前岳山頂は標高差は?それからコメントも頂けると私ではだめですか?

このブログ色々な人が見ております。最近良いのか悪いのか分かりませんが。まるで旅行社のセミプロみたいで、何だか変です。おーと様気が付いておりませんでしょうか?
今日見たお花の画像を送ります。








 周辺を妄想散策するのは本当に楽しくて仕方がりません
Posted by ss at 2021年07月23日 21:49
和田様こんばんは。
聖マルティン教会からのコース動画凄いです。
良く分かるし楽しいです。
和田様の文章は控えめで動画で再現素晴らしいです。
人気者のおーと様、コメント読んだり、返信をかいたり、此処だけではないので早朝からお忙しいと札知られます。和田様よくお分かりで。
Posted by ss at 2021年07月23日 22:44
和田力さま、いえいえ、そんなことは毛頭感じておりませんので、どうかお気になさらず…。何かすべての日について動画制作をお願いしてしまっているようで申し訳ないんですが、そんなつもりもありませんから、お気が向いた日に適当に選んで材料に使っていただければと思います。
Posted by おーと at 2021年07月24日 00:57
ssさま、御殿場には以前「時之栖」へ毎月のように泊まりに行っていた時期があったんですけど(目的はビールと温泉でした)、我が家がその「時之栖」にハマったきっかけが、愛鷹山へ登山に出掛けたことでした。我が家はssさまが歩かれた道を逆コースで辿ったんじゃなかったかと思います。足が攣ったとき、塩分や鉄分が効くんでしょうか? 私は山歩きでは余り経験しないんですが、カミさんは足の小指がよく攣るそうで、小林製薬の「コムレケア」という薬を持参してます。よく効くそうです。
Posted by おーと at 2021年07月24日 01:18
で、ssさまに申し上げますが、なおなおさまに対するssさまのコメントには私は賛同できません。
ssさまがお感じになったことは分かりますし、私へのお気遣いかも知れませんけど、受け留め方が人それぞれであることを是非ご理解いただきたいです。私はなおなおさまからのコメントや情報を心からありがたいと思ってまして、負担に感じるどころか感謝の思いでいっぱいです。もし負担に感じるならコメントに返信しなければ良い訳ですし、ssさまにご心配いただくようなことではありません。
ssさまご自身も先日、他の方からのコメントに傷ついたようなことをおっしゃっていたじゃありませんか。ssさまのコメントで相手の方が傷つくことはご理解いただける筈です。それに「私のコメントにも反応して」なんて格好悪いですよ。
Posted by おーと at 2021年07月24日 01:41
写真を10枚追加しました。
Posted by おーと at 2021年10月21日 17:19
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