2021年07月26日

三国国境地点へ

今日も山の上は雲が湧いて午後には雷雨との予報です。
前日は降られなかったので今日も出掛けてみましたが、2日続けて強運という訳にはいきませんでした。

P1023882.jpg
前日と同じ時刻の列車に乗り、終点のマルス Mals(マッレス Malles)駅でナウダース Nauders(オーストリア)方面行きのバスに乗り換えます。出発時は青空も見えていたんですが、バスに乗ったら間もなく小雨が降ってきました。レッシェン Reschen(レージア Resia)村の中心部で下車。レッシェン村のスーパーは2軒とも日曜でも開いてました。

P1023884.jpg
レッシェン湖畔近くの駐車場へ下ってから北へ進みます。今朝は湖畔からオルトラー山群は見えません。

P1023889.jpg
レッシェン峠方面へ向かう自転車専用道を右に分けると、十字架の立つ分岐があります。どちらへ進んでも構いませんが、我が家は右の3番のハイキングコースを選びました。左は5番のコースで、帰路に歩きました。

P1023894.jpg
牧草地の中をスキーリフトに沿って登ります。振り返ると、レッシェン村とレッシェン湖が見渡せました。写真左端付近がレッシェン峠です。

P1023896.jpg
針葉樹林帯に入って間もなく建物の廃墟を通過。国境近くであることを考えると昔の兵舎跡でしょうか。

P1023899.jpg
樹林帯を登った先に牧畜小屋の廃墟もありました。

P1023901.jpg
再び兵舎跡のような建物を通過。

P1023902.jpg
右手の眺望が開けてきましたが、今日は雲が多くて殆ど何も見えません。おまけに頭の周りに沢山の蠅がまとわりついてきてイライラさせられました。

P1023909.jpg
スイス風の黄色い案内標識が出現。スイスではなくオーストリアのナウダース観光協会による標識らしく、目的地の三国国境まで15分とありましたが、隣のイタリアの標識では20分でした(笑)。

P1023911.jpg
道端に国境の礎石が幾つもありました。ちょうどオーストリアとの国境線に沿って歩いている形です。「Ö」と書かれている右側がオーストリア領で、左側にはイタリア領を示す「I」の文字が彫られています。

P1023923.jpg
レッシェン村から2時間余りで「ドライレンダーグレンツシュタイン Dreiländergrenzstein(=三国国境の岩)」に到着。背後の山ピッツ・ラートの北側山腹にあり、海抜2,180mです。記念スタンプがあったので押しました(カミさんはヤッケに押してました…笑)。

P1023925.jpg
三国国境の岩から西側がスイス領(S)で、北東側がオーストリア領(Ö)、南東側がイタリア領(I)です。今日も一歩だけスイスに入国しました(笑)。

P1023919.jpg
北西側にはウンター・エンガディンの谷を隔ててスイスの山々(ムットラー等のサムナウン山群)が辛うじて見えました。

P1023932.jpg
雷鳴も聞こえ始めたので早々に退散。4番のコースに入り、ナウダース村へ下る道を分ける地点にあった大岩に座って持参したトルティーヤ風サンドウィッチを食べました。

P1023933.jpg
今日3つ目の兵舎跡?を通過。

P1023935.jpg
往路より一段高い場所をトラバースして進み、本当は眺めの良さそうな道でしたが、雨が本降りになってきてしまいました。

P1023938.jpg
5番のコースに合流すると間もなくレッシャー・アルム Rescher Alm の農家レストランに至ります。こんなお天気ですがマウンテンバイカーを中心に結構賑わっていました。

P1023940.jpg
眼下のレッシェン村へ下ります。大半は歩きやすい道で、また間もなく雨が止んだので助かりました。
三国国境から約2時間でレッシェン村へ帰着。14時台のバスに乗ったら車窓からオルトラー山群が見え、そちら方面はお天気が悪くない感じでした。シュランダース Schlanders(シランドロ Silandro)村へ戻ったら、こちらの谷底でも雨は降らなかった様子。山の天気は難しいですね。

posted by おーと at 01:42| Comment(9) | ヴェノスタ谷(イタリア)
この記事へのコメント
おーと様
連日行軍お疲れ様です。本日は雨中の三国山(峠)拝見しました。掲示板にも書きましたが、本日の経路はBergfexに3番・5番の表示がなく、登りも下りも経路が辿れません。僅かな記載の情報から、上りで伊墺国境を歩くことと、下りで「レッシャー・アルムの農家レストラン」が頼りで、あとはAlpineQuestの自動歩行路検索により、繋いでみました。
https://drive.google.com/file/d/1W27fks10w0uWe_BcIk19YfXldRc7aebe/view?usp=sharing
国境の赤線と紛らわしいのですが、推定コースはいかがでしょうか?
Posted by 和田 力 at 2021年07月26日 08:50
おーと様おはようございます。
三国国境の表示山中なので、いとも簡単なのですね。サウンドオブミュージツクを思い出しました。オーストリアからスイス領に入り自由の身になると言うーーー

晴れていれば最高の景色ですが、(絵になる風景)山旅はこれからも続きますので、おーと様には休養したほうが良いとのアドバイスかもしれません。
やはりお若い健脚ですねー
Posted by ss at 2021年07月26日 09:59
おーと様
以前私が勝手にリクエストをさせていただいた三国国境ハイキングのレポートをありがとうございました。いつか自分も行ってみたいと思っている場所でしたので、興味深く拝見しました。おーと様のレポートではコースとしては難しいところもなさそうなので、私どもでも行けそうで楽しみです。(島国日本の住民のためか、ヨーロッパに行くと国境という響きにはいつも惹かれてしまいます。)
では、今後も楽しみに拝見させていただきます。
Posted by ゴン太 at 2021年07月26日 10:39
和田力さま、流石です。歩いたコースはほぼご作成いただいたとおりです。唯一の違いは、最初の北上でオーストリア国境近くまでは行っておらず、その手前で左折してショートカットしているところでしょうか。細かいことを言えば、この地図に書かれている道自体が実際とは微妙に異なっています。コンパス社の地図でも稀にこういうことがありますけど、正確性ではスイスの公式?地図の方が圧倒的に優れてますね。ここに関してもスイスの地図(↓)が正確だと思います。
https://map.schweizmobil.ch/?lang=en&photos=no&bgLayer=pk&logo=yes&season=summer&resolution=5&E=2833077&N=1192674&layers=Wanderland
Posted by おーと at 2021年07月26日 13:56
ssさま、私ももう少し何か説明表示があるのかと思ってましたが、本当に岩だけでしたね。記念スタンプが置いてあったことが救いです。晴れていれば、ssさまがいらっしゃったサムナウン方面の山々がもっと綺麗に眺められると思います。ここはナウダース村の側からも登れますので、よろしければ次の機会にどうぞ。
今朝は明け方から雨が降ってます。おっしゃるとおりの休養日になりそうです。明日まではお天気が余り良くない予報です。
Posted by おーと at 2021年07月26日 14:10
ゴン太さま、お天気が良くない日に登ってしまったので、余り良いレポートにならず申し訳ありません。高低差は相応にあるコースですが、よく歩かれている感じで危ない場所は全くありません(私はストックを使わずに登り下りしました)。周回ルートで歩けるのが良いですね。登りで歩いた3番のコースは樹林帯の中が長いのでやや楽しみに欠けますが、4番→5番のコースは(恐らく)眺望が良くて草花も多く、途中にレストランもあります。お好みでどちらを先に歩かれても良いと思います。
Posted by おーと at 2021年07月26日 14:21
おーと様
上りコースの訂正ありがとうございました。修正しましたが、それでもまだ、正確ではないかと思いますがこの辺でお許しを・・・・
https://youtu.be/RyNa0GGvz3A
210725 Oto 三国国境 1分3秒 
Posted by 和田 力 at 2021年07月26日 17:36
和田力さま、動画の制作、ありがとうございます。今回も完璧!です。今回はナウダース村(オーストリア側)へ下る勇気がありませんでしたが、本来は国境越えハイキングとして楽しみたいところですね。また当地へやってくる機会はあるでしょうか…?
Posted by おーと at 2021年07月27日 01:25
写真を5枚追加しました。
Posted by おーと at 2021年10月26日 13:13
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: