午前中は余り降らないとの予報を受け、半日コースの軽いハイキングに出掛けました。

一昨日と同じゴンドラリフトに乗ってプラダラーゴ Pradalago へ。今日は片道しか利用しないので、「ドロミート・イージー・カード DoloMeet Easy Card」は使用せず、1人10ユーロ支払って切符を買いました。

山上駅から北側に見えるプラダラーゴ湖畔へ。

湖畔に建つヴィヴィアーニ小屋 Rifugio Viviani Pradalago の前を通り、265番のハイキングコースで北へ歩き始めます。

冬はスキー用の緩斜面になりそうな草原の中を緩やかに下ります。雨続きで道がぬかるんだり水溜まりができている場所も多くて少し歩きにくかったです。

好天なら途中の分岐を左へ登ってスクーロ湖 Lago Scuro からトレ・ラーギ Tre Laghi(=3湖)とアルト湖 Lago Alto を経由する周回コースを歩きたかったところですが、今日はお天気が良くないので直接にマルゲッテ湖 Lago delle Malghette を目指します。

モンテ・ゼレードリアから延びる尾根の東斜面をトラバースして進むと…

プラダラーゴから約1時間でマルゲッテ湖畔に到着。湖畔のマルゲッテ湖小屋 Rifugio Lago Malghette は改築工事中でした(テラス席のカフェは営業している様子でしたが)。

マルゲッテ湖小屋の近くに可愛い礼拝堂が建っていました。

201番のコースで川沿いに東へ下ります。

谷底まで下り切ると、その先は快適な林道歩きになりました。林道は徐々に南へ方向を変え、マドンナ・ディ・カンピリオ村 Madonna di Campiglio への帰路となります。

林道脇の草むらでキノコ探しをしている人を多く見掛けました。或る夫婦が採った大きなポルチーニ(セップ)茸を「旨いんだぞ!」と自慢げに見せてくれました。この辺りはポルチーニ茸が出ることで有名なのかも知れません。

分岐で右手の道へ入り、ゼレードリア小屋を経由することにしました。小屋の手前で牛の群れを追い立てて移動させている農家の人に出会いました。

ゼレードリアの山小屋レストラン Cascina Zeledria。ここは自家用車で上って来られるので、昼食時でもあり今日のような悪天候の日でも結構賑わっていました。左の小屋ではバター・チーズ・干し肉・卵・蜂蜜・ジャム等が販売されています。

カンポ・カルロ・マーニョ峠 Passo Campo Carlo Magno へ下って明日乗る予定のグロステ峠行きゴンドラリフト乗場を確認してから、マドンナ・ディ・カンピリオ村へ下りました。峠と村の間にはかなりの標高差があり、登るのは辛そうなので、明日はバスで峠へ行こうかなと思います。

教区教会の脇を通ってマドンナ・ディ・カンピリオ村に到着。マルゲッテ湖から2時間弱でした。この頃から予報どおり雨が本降りとなり、午後もずっと降り続いてます。明日の天候回復を祈りつつ、午後はアパート内で過ごしました。
【マドンナ・ディ・カンピリオ(イタリア)の最新記事】
マドンナ•ディ・カンビリオは、湖が多い所なのですね。湖畔と聞くと日本でもリゾート地を思い浮かべます。でも此方は音楽ガンガンでは無くて、又派手な旗がひらめいてる訳でも無くひっそりで癒されそうで羨ましいです。規制もあるのでしょうね。今回のコース、曇りとは言え森あり、湖あり、牧場あり、大きなポルチーニ茸も見られて良いコースとを歩けて良かったですね。驚き茸、出来れば大きなボルチーニ茸食べてみたいです。おーとさまは、お召し上がりになった事が有りますでしょうか。
軌跡を送ります。修正がありましたらどうぞ、ご指摘下さい。
なお、現在、群馬県に滞在しており、Web環境がイマイチなので、YouTube投稿は難しくなっております。
https://drive.google.com/file/d/1SzLZnBd8wGCsrOvl7wI6D2VWCO3WHE-s/view?usp=sharing
ポルチーニ茸は、我が家もスーパーで売っている乾燥スライスのものを買ったことがある程度で(それすらも高いので滅多に買いません)、生は食べたことがありません。カミさんはこのポルチーニを見せてもらった後、俄然足許を探し始めましたが、そんな簡単に見つかるくらいなら高価なキノコとして売られている筈が無いですよね(笑)。
済みません。やはり、歩道の方がいいですよね。
訂正せずにおきますのでお許しを。
同じプラダダラーゴケーブルに乗って北へマレリーヴァ村へ滑りましたが当然湖は氷結しているので存在すら知りませんでした。
夏もマルゲッテ湖からヴィーゴ山を越えて北へ下れば、パンチャーナ小屋からゴンドラリフトでマリッレーヴァ村へ下れますし、北東へ歩けばソランデール小屋からやはりゴンドラリフトで谷底のダオラーザ村まで下れます。マドンナ・ディ・カンピリオ村へ戻って来る観点では、もう少し北東へ歩いてマルゲット・アウトからフォルガーリダ村へのゴンドラリフトを利用する方が良いかも知れません。これらのソーレ谷側のリフト類も利用してみたかったんですが、今回はマドンナ滞在中に余りお天気に恵まれず、挑戦する機会がありませんでした。ソーレ谷はトナーレ峠周辺と併せて次の機会に滞在を検討してみたいところです。