ハイキングは諦めて休養日としましたが、11時頃になって青空が広がってきたので、ブルネック Bruneck(ブルーニコ Brunico)市街へ出掛けることにしました。

ブルネック駅前でバスを降り、ミヒャエル・パッハー通り Michael-Pacher-Straße を東へ進むと、正面に聖ウルスラ修道会教会 Ursulinenkirche / Chiesa del Salvatore alle Orsoline が現れます。ここから先が中心街です。

賑やかなグラーベン Graben(バスティオーニ Bastioni)大通りを直進します。

乾燥ポルチーニ茸を売っている店がありました。

旧市街への北側の入口、フロリアーニ門 Florianitor。旧市街には入らず、引き続き東へ進みました。

グラーベン大通りには商店やカフェが並んでいます。

リエンツ Rienz(リエンツァ Rienza)川を渡った先に建つ精霊教会 Heilige Geist Kirche / Chiesa dello Spirito Santo。

精霊教会の南側で再びリエンツ川を渡って左岸へ戻りました。写真右に見えるのが先程渡った橋です。

橋の袂にあるリエンツ門 Rienztor を潜って旧市街へ入ります。

左手へ進むと、すぐにラーゲン門 Ragentor を潜ります。

坂道を上ってブルネック城 Schloss Bruneck / Castello di Brunico へ。内部は「メスナー山岳博物館 Messner Mountain Museum」になっていますが、我が家は「グリーン・パス」が無いので入りません。同名の博物館は前日に行ったクローンプラッツ(プラーン・デ・コローネス)山頂にもありましたが、こちらが本館のようです。

聖カタリーナ・ライン教会 Rainkirche St. Katharina / Chiesa di Santa Caterina の前を経て旧市街へ戻りました。

オーバーラーゲン Oberragen の広場。上部に見えているのがブルネック城です。

オーバーラーゲン通りの突き当りに建つ聖母被昇天教区教会 Pfarrkirche Maria Himmelfahrt / Chiesa Parrocchiale Santa Maria Assunta。お葬式が行われるのか、入口の両側に花が置いてありました。

聖母被昇天教会の内部。果たして主祭壇の前に棺が置かれていました。

旧市街のメイン通り、シュタットガッセ Stadtgasse(ヴィーア・チェントラーレ Via Centrale)を通って戻ります。物凄い観光客の数で、原宿の竹下通り状態ですが、マスクをしている人は少数。商店の中やカフェのテラス席は何処も満杯で、入る気になりませんでした。

旧市街の西端にあるウルズリーネン門 Ursulinentor。これを潜ると聖ウルスラ修道会教会の前へ出ます。結局、駅前周辺のスーパーで買物して、そこで買った菓子パン等をアパートに戻ってから食べました。
天気予報よりも晴れた時間帯が長かったですが、15時過ぎから急速に曇り、やはり夕方には雷雨がやってきました。
【ブルネック(イタリア)の最新記事】
今朝も大変涼しくて、「暑いから、窓は開けてね。」という子供たちを尻目に(同室で皆で寝ています。)私は綿毛布にくるまっていても肌寒いほどでした。(今日は最高気温26度の予報)こんなに涼しいと農作物等にも影響が出るので心配です。(日本各地で大雨の被害が出ていますし…。)明日から来週いっぱいは30度前後の比較的過ごしやすい天気予報です。
さて、昨日は不安定なお天気だったのですね。ブルネック旧市街散策を興味深く拝見いたしました。聖ウルスラ修道会教会のとんがりコーン屋根も、聖カタリーナ教会の玉ねぎ屋根もどちらも異国情緒溢れています。旧市街は歴史が深く建物がひしめいている印象がありますが、流石イタリア!芸術的な雰囲気満載ですね。『ブルネック城』は、やはり入場されなかったのですね。残念な気がしますがこのご時世ですから仕方ありません。聖母被昇天教会、観光客(信者以外)からすると、芸術的な建物の括りになっていますけれど、棺が安置されていて切り離せない生活の一部なのですね。それにしても『竹下通り』の人込み(かつての最盛期の軽井沢も)には驚きました。そして、ノーマスクの人が多い…。日本人的感覚からすると、理屈抜きで怖いです。これで買い物やカフェのテラス席でティータイムもはばかられますね。(スーパーで菓子パンを購入してアパートに帰ってから食べるのは賢明かと思いました。)
そうそう、『ラウトケップフェ』を教えていただいて、ありがとうございます。見つけられました。メジャーなコースではなく隠れた秘境のようなマイナーコースを歩きたくなる気持ち、同じなので納得してしまいました。どんな眺めが待っているのでしょう!私は頭の中だけで想像(妄想)しているだけですけれど、雄大な絶景を自分の目で感じられたら…幸せだろうなぁ〜。
そして、そして!!!ザント村(カンポ・トゥーレス)に滞在されるとは!!!ブルネックからオーストリアに向かって北上する村々に心が呼ばれて、このザント村近辺に滞在出来たらいいなぁ〜と思っていました。検索していて『タウファース城』と背後の残雪(氷河?)を抱く峰の風景に魅せられているのです。(撮影は4月)
https://goo.gl/maps/DS3TEoY49xfSffcg8
どのアングルで撮ったらこんな写真が撮れるのだろうとストリートビューで散策しまくったザント村に宿泊されるおーと様が羨ましいですぅ。(撮影アングルは残念ながら特定できませんでした。涙)ゾンクラール小屋、Klaussee 2 top station、谷奥から登るRifugio Tridentina、そしてオーストリア国境近くのネヴェス湖…(ネヴェス湖から東側若しくは西側のヒュッテに登りたくなります。笑)…色んな風景に出逢えますね。楽しみにしています。
なおなおさまが祈ってくださったお蔭か、今朝は雨上がりの雲の合間から青空が覗いてきてます。バスと電車の乗り継ぎが上手くいくか少々不安ですが、プレッツヴィーゼ峠へ行ってみようかと思ってます。到達できたら、ラウトケップフェではなくシュトルーデルコップフを目指してみるつもりです。
ザント村でもお天気に恵まれたら、お書きいただいた場所を目指してみたいと思ってますが、アールン(アウリーナ)谷は先月の大雨で被害が出た場所があると聞いてまして、遊歩道が閉鎖になったりしていないことを願っている次第です。
ブルネックの街歩きをお楽しみになられて良い1日を過ごされました。
此処はもうオーストリア、近くに山が見えて「聖カタリナ教会」のの建物の画像はインスブルグの雰囲気ですよね。青空が見られる中での旧市内こんなにも人が多くやはり夏休みで「グリーン・バス」があるからか?
日本ではワクチン2回済んでもデルタに感染で?ワクチンの意味がなさないイタリアでは「グリーン・バス」で安心だと思いマスクもしないで、大丈夫かと思います。でもおーとさまは心得て居られるので対策には神経をとがらせて居られる行動には流石です。爆発的増加にならない様に。
ブルネック城は意外と小さく見えますが、中は広いのでしょうね。雨にも雷にも遭わないでラツキーでしたね。お二人は心がけが良いのでは。
乾燥ポルチーニ茸は日本では手に入りにくい高級キノコですが、ヨーロッパの市場では季節になると良く耳掛けます。わが家でもよく買いました。
うちのカミさんは、景色や観光よりも、市場の豊富な食材にいつも目を輝かせています。
こういう写真を見ると、行きたい気持ちがふつふつと湧いてきて、わが家には毒で〜す。
ポルチーニ茸は乾燥ものを当地で買うのでも安くはないですね。我が家は普通のマッシュルームで我慢してます。日本から持参した乾燥味付け油揚げと一緒に炊き込みご飯にすると、マッシュルームでも結構美味しいです。