2021年08月26日

ファーネス山麓ハイキング

今日は安定した晴天との予報です。滞在中のザント・イン・タウフェルス Sand in Taufers(カンポ・トゥーレス Campo Tures)村からバスでブルネック Bruneck(ブルーニコ Brunico)駅前へ戻り、バディーア(ガーダー)谷 Val Badia / Gadertal のコルフォスコ Colfosco(コルフシュク Kolfuschg)行きバスに乗り換えました。

P1027555.jpg
バディーア Badia(アプタイ Abtei)村でバスを下車。村の西側にプエツ山塊が迫っています。

P1027560.jpg
川を越えて村の東側にあるチェアリフト「ラ・クルーシュ La Crusc」の乗場へ。切符売り場には行列ができていましたが、我が家は「ドロミーティ・スーパーサマー・カード」があるので、すぐに乗り込めました。このリフト、距離は長いのですが傾斜は緩やかです。

P1027566.jpg
チェアリフトを降りた場所には「ナグラー小屋 Ütia Nagler」と「レー小屋 Rifugio Lee」という2軒のレストランが建ち、子供向けの「サマー・パーク」もあります。ここから更に真新しいゴンドラリフトに乗り換えました。

P1027567.jpg
正面にファーネス山塊のサッソ・ディ・サンタ・クローチェ(クロイツコーフェル)がどんどん迫ってきます。

P1027570.jpg
ゴンドラリフト山上駅の少し上手に、サンタ・クローチェ Santa Croce(ハイリッヒクロイツ Heiligkreuz=聖十字架)聖堂が建っています。

P1027574.jpg
聖堂の隣にはラ・クルーシュ(サンタ・クローチェ/ハイリッヒクロイツ)小屋(写真左)があり、食事・宿泊ができます。

P1027578.jpg
サンタ・クローチェ聖堂の内部。

P1027594.jpg
聖堂の裏手に3本の十字架が建っていました。

P1027584.jpg
サンタ・クローチェ聖堂前からの眺望。今日も山々の上には雲が掛かって、スッキリした眺めではありません。写真右がプエツ山塊、中央がセッラ山塊、左がプラロンジャの背後にマルモラーダです。

P1027596.jpg
「15B」のハイキングコースに入り、ファーネス山塊の山裾を北東へ歩き始めます。写真は少し歩いた先から振り返って撮ったもので、左がサンタ・クローチェ聖堂とプエツ山塊、右がガイスラー(オードレ)山塊です。

P1027622.jpg
30分ほど歩くと、ファーネス山塊の巨大な岩壁の下に人が集まっている場所がありましたので、立ち寄ってみました。

P1027614.jpg
残雪の下部が融けて洞窟状になっている「グロッタ・デッラ・ネーヴェ Grotta della Neve(=雪の洞窟)」でした。

P1027617.jpg
「雪の洞窟」の内部。

P1027630.jpg
「雪の洞窟」を観た後は来た道を戻るハイカーが多いようで、その先は途端に静かな道になって良かったです。後ろから少し腰の曲がったお年寄りがサッと我が家を追い抜いて行かれたので驚きました。

P1027640.jpg
樹林帯の下りを抜け、枯れた沢を渡ります。正面に横たわる尾根はパーレス山です。

P1027648.jpg
牧草地へ出たところにベンチを見つけ、持参した手作りサンドウィッチを食べました。写真左奥に見える家並みがゴール地点と考えていたラ・ヴァッレ La Valle(ヴェンゲン Wengen)村です。

P1027657.jpg
ラ・ヴァッレ村までは高台の道を直進するのかなと思っていたところ、案内標識は写真右奥の分岐を左折して駐車場を通過し、スペッサ谷 Val di Spessa の谷底へ下るように表記されていました。写真左端の峰はパイトラーコーフェル(サス・デ・ピューティア)です。

P1027649.jpg
パイトラーコーフェルのズームアップ。

P1027664.jpg
下り道の途中から南東方向に眺めるファーネス山塊。右がチーマ・ディエーチ(ツェーナーシュピッツェ)、左がチーマ・ノーヴェ(ノイナーシュピッツェ)です。それぞれ「10時峰」「9時峰」という意味で、ラ・ヴァッレ村から見て太陽がその山の上に来る時刻を示しています。9〜12の数が名前になっている山はアルプス各地にあり、山の頂が日時計の役割を果たしていたようです。

P1027667.jpg
牧草地にはコルキクム・アルピヌムが沢山咲いていました。秋の近さを感じます。

P1027669.jpg
2番のハイキングコースで川沿いを西へ下り、写真のホテル「アル・バーニュ Al Bagn」前から先は舗装道路を歩きました。

P1027673.jpg
ラ・ヴァッレ村からバスに乗るつもりでしたが、待ち合せが悪かったので、村の手前から川沿いの林道(「2A」コース)を辿ってペデロア村 Pederoa まで歩きました。

P1027675.jpg
ペデロア村の停留所から1時間に1本のブルネック行きバスにすぐ乗れたのでラッキーでした。今日の歩行時間は通算して約3時間でした。

posted by おーと at 05:05| Comment(7) | ブルネック(イタリア)
この記事へのコメント
おーと様、おはようございます!
安定したお天気、青空の広がる中を『フーネス山麓ハイキング』をされたのですねー。行きたかったんです、この場所!連れて行ってくださってありがとうございます。(妄想の世界)ザント村からバディアまでは一時間半ほどかかりますけれど、この素晴らしい景色をご覧になれれば、もう、言うことはありませんね…。久しぶりの青空にこちらまで興奮気味です。『サンタ・クローチェ聖堂と聳えるファーネス山塊』…幾度となく画像で観ておりましたが、おーと様のblogを拝見すると感動がひとしお…。心の奥底に響き渡ります。リフト類を乗り継いで、苦労せずにこんな絶景まで上がれてしまうなんて、本当にもったいないくらいの幸せです。感動をありがとうございます!!!プエツ山塊、セッラ山塊、サッソルンゴにマルモラーダ…そしてガイスラー山塊までもが眺められるのですね!少し前のことですのに、何とも言えない懐かしさのような気持が押し寄せています。『雪の洞窟』…中をくぐることができるのですかぁ。おぉ、怖いです。(高いところは大丈夫なのに、こういうのは苦手な小心者の私です。w笑w)樹林帯を抜けた牧草地、先ほどまでの風景とはまた違った趣があり、緑に心が癒されます。そそり立っていたファーネス山塊も少し離れると優し気な稜線ですね。コルキクム・アルピヌムは秋へのプロローグなのですね。少しずつ日照時間が短くなっていく季節の変わり目をお花で感じられる旅…やはり素敵なことですね。見頃の二輪の足元に小さい咲き始めの何とも健気な姿…。心が洗われます。川沿いの林道をペデロア村まで歩かれるパワフルなご夫妻…さぞ、アパートに着いた後のビール(ワイン?)が美味しかったことでしょう!あ、そうそう、新鮮なお魚はブルネックで手に入りましたか?今日はお天気を見ながらどちらへ繰り出すのでしょう!お気をつけて行ってらっしゃいませー。
Posted by なおなお at 2021年08月26日 10:49
なおなおさま、喜んでくださって嬉しいです。アルタ・バディーア(バディーア谷の奥)はブルネックから距離がありますけど、1時間毎の直通バスで行けますから、ガルデーナ谷・ファッサ谷・コルティーナ村等からのアクセスより便利な面がありますね。でもバスの大半の乗客は途中のサン・マルティーノ村で降りてしまって、谷奥まで乗っていたハイカーは少数派でした。我が家は「スーパーサマー・カード」が使える場所を目指して出掛けただけです…。
「雪の洞窟」自体は、そんなに大勢がここを目掛けて来るような場所かなぁ…という印象でしたが、その周辺のファーネス山塊の絶壁は迫力がありましたね。何か、インディー・ジョーンズ的な…(笑)。
ブルネック駅前のスーパー「リドル」でサーモンの切身を買って帰り、バターソテーでいただきました。鯛やスズキのような魚も売ってますけど、鮮度の点では鮭か鱒の方が安心して買えますね。
予報では今日もまずまずのハイキング日和になりそうです。お蔭さまで昨夜に件のタクシー業者から返信がありまして、今日はネーヴェス人造湖からハイキングする予定です。
Posted by おーと at 2021年08月26日 14:02
おーとさまこんにちは。
今日、東京は残暑で物凄く暑いです。
ザクト・イン・タウフェルスは矢張「サマーカード」が使用できて並ばずに時間の節約になり本当に便利ですね。何時迄使用できますか?移動地でも頂けますか?
最近のおーとさまの滞在地周辺はブルネック行きが多く、(ここからバスが出ている)いかにここが大きな街かと思います。人気のリゾート地なのですね。もうおーとさまはこの周辺を知り尽くし?来年はガイドなど?お出来来になられるぐらいで敬服いたします。
「グロッタ・デッラ・ネーゲェ」珍しい高さがあり安心して通過出来て中は涼しいですか?
欧州やアメリカなどの山のかかる時間は私達には少しきついタイムに思えます。4時間ですと30分多くかかりますので。
イタリアは海があるものの、この地域は遠いいですよね。でも最近は流通が発達してイタリア本土何処でもて思いますが、魚の消費は、酪農の土地柄あまり?なのでしょうか?
ファーネス山塊の大きな岩壁て大きくて物凄い、傍に行きたいと誰しも思う岩壁。此処はハーケンを打ち登れるのでしょうか?岩は登頂禁止とか?
今回のコースは、遠く景色を眺めると、もう少しで最初の出発点のお戻りで、これからはコルチナから南へ行かれるのでしょうか?これからも楽しみです。
今日も空気が奇麗で青空、美しい景色のハイキング心洗われる嬉しく読ませて頂きました。
Posted by ss at 2021年08月26日 15:52
おーと様
今日も素晴らしい散策の報告をありがとうございました。イヌサフランの小型種は美しいですね。軌跡を作りましたが、Wengenに寄ったのか寄らないのかが判断できず、下の道を直接Pidroに下ってしまいました。
https://youtu.be/GHyxrNuzs1s
Posted by 和田 力 at 2021年08月26日 22:02
ssさま、残暑お見舞い申し上げます。当地は気温が低下傾向で秋の訪れを感じますが、日本はまだもう少し時間がかかるようですね。
我が家が購入した「スーパーサマー・カード」は今夏のシーズン中ずっと使い放題ですが、ドロミーティ地域のロープウェイ類だけが対象ですので、今滞在中のタウフェルス・アールン谷では使用できません。この日はバディーア谷まで出掛けたので使えたという訳です。既に購入代金の元は充分に取ってますが、来週から滞在するコルティーナ・ダンペッツォ周辺で最後の使いまくりを楽しみたいと思ってます。
「雪の洞窟」の入口は大人が立って入れる高さがありましたけど、奥の方はどうだったでしょうか。我が家は通り抜けてないので分かりません。当然ながら上からポタポタと水が落ちてくるので、立つ場所によっては結構濡れまして、それで早々に退散しました。
ドイツ語圏諸国に比べるとイタリアは海産物が入手しやすい方ですけど、やはり山間部の当地では魚介類を扱っている食料品店が少ないですね。ブリクセン(ブレッサノーネ)の旧市街には珍しく魚屋さんがあり、結構繁盛している感じでしたが…。
ドロミーティ地方の山には絶壁が数多くあるので、岩登りがお好きな方にとっては天国でしょうか。何処でも勝手に登って良いのかどうか、岩登りの経験が無い私には分かりませんが、ハイキング中に岩登りしている人を見掛けることは意外に少ない印象です。
Posted by おーと at 2021年08月26日 23:00
和田力さま、いつも正確に行程を把握していただき、ありがとうございます。今回の動画も完璧です。ラ・ヴァッレ村へ入る手前から川の左岸に沿った林道を辿って直接にペデロア村へ下りましたので、ラ・ヴァッレ村の中心部(バスの通る道)は通ってません。
Posted by おーと at 2021年08月26日 23:18
写真を9枚追加しました。
Posted by おーと at 2021年12月17日 23:08
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: