2021年08月31日

トファーネの山腹へ

コルティーナ・ダンペッツォ Cortina d'Ampezzo は今日も曇り。少し青空も覗きましたが、昼過ぎには小雨の降る時間帯もありました。ただ、本降りにはならないまま夕方を迎えています。

P1028267.jpg
午前中に少しだけ歩こうということになり、アパートからコルティーナの町の西外れにあるラチェデール地区 Lacedel まで坂道を歩いて登りました。写真はコルティーナ市街の北部を見下ろしていて、その背後に聳えている山はポマガニョン(左)とクリスタッロ(右)です。

P1028268.jpg
写真のレストラン「シャレー・トファーネ Chalet Tofane」の裏手にあるチェアリフト「ソクレペス Socrepes」の乗場へ。我が家は30分程かけて歩いて来ましたが、近くの停留所「ソクレペス」まで無料の市内バスを利用することもできます。

P1028274.jpg
チェアリフト「ソクレペス」に乗り込みました。「ドロミーティ・スーパーサマー・カード」の適用対象リストには「ロンカート Roncato」と記載されていますが、実際には支柱の左に見える「ソクレペス小屋 Rifugio Socrepes」行きリフトということのようです。

P1028277.jpg
レストラン「ソクレペス小屋」。近くにブランコやシーソーの置かれた子供向け広場がありましたが、他には特に目ぼしいものが無く、夏季のリフトの利用客は少なそうでした。

P1028281.jpg
「ソクレペス小屋」から林道を北へ歩くと舗装道路に出て、これを登りましたが、この車道歩きが結構長くてカミさんには不評でした。遊歩道があれば良かったんですが、地図でも現地でも歩行者用の道が見当たりませんでした。写真は車道から南側を撮ったもので、中央の尖峰がクローダ・ダ・ラーゴ、その右はラストーニ・ディ・フォルミンを経てモンテ・チェルネーラ。左はベッコ・ディ・メッゾディーを挟んでペルモです。

P1028282.jpg
「ソクレペス小屋」から約30分でレストラン「ピエ・トファーナ小屋 Baita Piè Tofana」に到着。

P1028283.jpg
「ピエ・トファーナ小屋」の前から再びチェアリフトに乗ってドゥーカ・ダオスタ小屋 Rifugio Duca d'Aosta へ上ります。

P1028290.jpg
更にポメーデス小屋 Rifugio Pomedes 行きのチェアリフトへ乗り継ぎました。

P1028293.jpg
チェアリフトの両側の岩山に登っている人々がいました。

P1028299.jpg
チェアリフトはトファーネ山塊の山腹に到着します。

P1028300.jpg
リフトを降り立った場所には何もありませんが、南側にアヴェラウ(写真中央右寄り)、チンクエ・トッリ(中央手前)、ヌヴォラウ(中央左寄り)等の峰々を一望できました。雲が掛かっていますが写真右端がマルモラーダで、眼下に見える建物はアンジェロ・ディボーナ小屋です。

P1028298.jpg
チェアリフト山上駅の少し下手にポメーデス小屋(海抜2,303m)が建っています。写真右の尖峰がクローダ・ダ・ラーゴです。

P1028308.jpg
クローダ・ダ・ラーゴのズームアップ(左の尖峰)。その右隣がチーマ・アンブリッツォラで、写真右端がラストーニ・ディ・フォルミンです。

P1028318.jpg
ポメーデス小屋のテラスからコルティーナ方面の眺望。中央の峰がソラピス、右がアンテラオです。

P1028329.jpg
ラ・ヴァッレス小屋の方向へ山腹を登っていくハイカーもいましたが(写真右奥)、我が家にはその元気はありません。チェアリフトの北側に付けられた四輪駆動車用の砂利道を歩いてドゥーカ・ダオスタ小屋まで下ってみることにしました。

P1028330.jpg
30分弱で下れたものの、この道は急坂で余り楽しくありませんでした。歩いて下るならリフトの南側の道を選ぶべきでした。

P1028333.jpg
ドゥーカ・ダオスタ小屋。ここからチェアリフトで「ピエ・トファーナ小屋」前へ下りました。

P1028340.jpg
「ピエ・トファーナ小屋」から林道を辿ってコル・ドゥルシエ Col Druscié へ。こちらには途中からハイカー用のショートカット道があり、そちらを登りました。

P1028342.jpg
最後はやや急坂でしたが、20分程で登り着きました。コル・ドゥルシエ山頂には天文台があるため、周囲の遊歩道は「宇宙の小道 Sentiero dell'Universo」と名付けられていて、ところどころに宇宙に関する解説板が立っています。

P1028344.jpg
コル・ドゥルシエの山頂レストラン。ワインバーがあり、こんなお天気の日でも結構お客さんがいました。コルティーナは山歩きをしない観光客の方が主流のような気がします。

P1028345.jpg
レストランの隣に建つヘルムート・ウルリッヒ天文台 Osservatorio Astronomico Helmut Ullrich。

P1028348.jpg
小雨が降り出したので、早々にゴンドラリフトでコルティーナの町へ下りました。

P1028349.jpg
昼食はアパート内でラーメンを食べ(自己隔離期間用に日本から持ってきた食料が余り使われずに残っているためです)、午後はスーパー「カングーロ Kanguro」へ買出しに出掛けた程度でのんびり過ごしました。写真は「カングーロ」の前から鉄道軌道跡の橋を撮ったものです。

この記事へのコメント
おーと様、おはようございます。
昨日も天気予報を考慮しながら曇天の中のハイキングではありましたが『ドロミーティ・スーパーサマー・カード』を駆使した行程をお楽しみになられましたね!コルティーナの町の小高い場所から眺める町並みと聳えるポマガニョンとクリスタッロ…威風堂々としていて誇り高い山容ですね。ソクレペス小屋の駐車場も広々としていて、マイカー族が多いことを物語っているように感じました。ドゥーカ・ダオスタ小屋への青いチェアリフト、お団子のような丸い岩の間を登っていくところが何とも言えずにワクワクします。WAO!クライマーは凄いですね。(そそり立つ岩壁があると登りたくなっちゃうんでしょうねー。)おーーー!トファーネ山腹からの大パノラマ…!素晴らしいじゃありませんかー。アヴェッラ、チンクエ・トッリ、ヌヴォラ、そしてマルモラーダやクローダ・ダ・ラーゴまで見渡せるなんて!(大興奮)スカッと爽やか抜けるような青空でしたら、本当に『暫し茫然』の絶景ですね。(こんな絶景を目の前で拝んだら、私、失神してしまいそう!)
荒涼とした岩と石の世界から下界に降りると木々が茂り草と土の道…。砂利で固く反発するような踏み心地から柔らかで包み込まれるような道へと変化するのも面白いなぁ〜って思いました。おーと様が仰るようにコルティーナへいらっしゃる方たちは、のんびりと過ごしお天気の良い日にリフトで上昇して景色を楽しむorマイカーやハイヤーで目的地までビュ〜ンとひとっ飛びしてちょっと歩いて戻ってくるor本格的な山登り(岩登り)をされるかの両極端なのかもしれませんね。bergfexのハイキングコースを見ていても、標高差はあまりなくても鎖場や切り立った道筋が多く、ファミリー向きの簡単なコースが少ない気がします。(でも、あまりにもハイキングコースが多すぎて見きれないです、苦笑)有名どころのハイキングコースは、もちろん歩くでしょうから割愛させていただき……私は谷奥を歩くのが好きなので、ついついそっちに目が行ってしまいます。(笑)谷の様子、どのくらい深い谷なのか、眺望がどうなのか…全く分かりませんけれど、歩いてみたいなぁ〜と感じたコースはコレです。↓↓↓
https://www.bergfex.com/sommer/venetien/touren/wanderung/889198,fanes--travenanzes-valley-hike--via-ferrata/
交通を調べましたら、グーグルで出てくるのは以下の通りです。↓↓↓
https://www.google.co.jp/maps/dir/Cortina+Express/Podestagno,+32043+Cortina+d'Ampezzo+BL,+%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2/@46.5471088,12.109314,9898m/data=!3m1!1e3!4m18!4m17!1m5!1m1!1s0x4778343a036e6221:0x3f78a0b4e9811eba!2m2!1d12.137741!2d46.539161!1m5!1m1!1s0x4778311206044a27:0xefe816df490fd4f1!2m2!1d12.1139078!2d46.5995847!2m3!6e0!7e2!8j1630396800!3e3
コルティナエクスプレスは要予約なのでしょうか?それにグルっと迂回するのでとても時間がかかります。2時間に一本のバスは十数分の乗車時間…ただし、いずれのバスもハイキングの起点(終点)には駐車場しかないようでちょっと離れた(1キロくらい)バス停まで行きすぎるみたいです。(リクエストすれば、途中下車させてくれませんかねぇ。)ハイキングエリアが広大すぎて、たくさんあり過ぎて目が回りそうです。そうそう、バスターミナルのそばの高架道路は『ドロミーティ鉄道の遺構』なのですね!1964年まで開通していたのだと知り興味津々です。(そう言えばガルデーナにも鉄道の軌道跡の道がありましたよねー。)
早くお天気の神様が微笑んでくださるよう、お祈りいたします!では、今日も一日楽しまれてくださいねー。行ってらっしゃいませ〜!(私はこれからコロナワクチン第一回目を接種しに行きます。)
Posted by なおなお at 2021年08月31日 10:06
おーと様
周りの(私が知っている)沢山の山が見える素晴らしい散策でしたね。今まではオーストリア系の知らない山が多かったので、印象が違います。
軌跡の終点はカングロです。帰途には我々の泊まったホテルの脇を通過されましたね。
8月30日Tofana山麓 2分
https://youtu.be/tX5oQg7zyHI
Posted by 和田 力 at 2021年08月31日 13:42
なおなおさま、毎度コメントをありがとうございます。滞在して2日間だけの感想ですが、コルティーナは町中も郊外も車が優先で、歩行者のための通路が余り整備されていませんね。南チロル州とは随分と印象が違います。南チロルがオーストリア(ドイツ)的で特別なのであって、当地(ヴェネト州)の方がイタリアの標準なのかも知れませんが、安心して歩ける道が限られていて案内標識も少ないのは嬉しくありません。
トラヴェナンツェス谷って、地図を見ても山小屋等の人工施設が全く無くて、自然そのものを静かに楽しめそうな場所ですね。その代わり、アクセスにはハードルがありますけど…。
ポデスターニョのバス停は、我が家が3日前にトブラッハ経由でコルティーナへ移動した際に通りました。このバス路線は停留所の間隔が物凄く長くて、でも(我が家が乗ったのが午後の便だったからでもありますが)途中で乗降客があったのはトブラッハ湖だけでした。2時間に1本の便数でも客数が多くなかったので、路線の存続の方が気になってしまいます。やはりコルティーナは車社会だということでしょうか。
不便なバス停から往復するくらいなら、ラガツォイのロープウェイ山上駅を起点にして、この谷を南から縦走しちゃうのはどうでしょうか。標高差が大きいからキツいでしょうかねぇ…。
今朝は青空も見えてますが、天気予報は昨日より悪く、今日こそは午後に本降りの雨がやって来そうです。何処を散策しようか思案しているところです。
Posted by おーと at 2021年08月31日 14:55
和田力さま、行き当たりばったりの我が家の行程をいつも素敵な動画にしてくださって、本当にありがとうございます。恐縮ながら、2点ばかりコメントします(動画の修正は不要ですので、よろしくお願いします)。
ポメーデス山上駅からの写真で、チンクエ・トッリはちょっと分かりづらいのですが、アヴェラウとヌヴォラウの間の手前に見えている岩峰です。和田さまご一行の動画で馴染み深い山々を目にして、我が家も嬉しかったです!
それから、ポメーデス小屋からドゥーカ・ダオスタ小屋までは、リフトの北側の道を下りました。和田さまが動画で示してくださった南側の道の方が眺望もあって断然良かったんじゃないかと思います。我が家の選択ミスです。
スーパー「カングーロ」は、我が家の滞在アパートから距離的には凄く近いんですけど、その道が往来の激しい車道で且つ一部工事中のため、危なくて歩けません。中心街を迂回していく必要があり、「ラ・コーペラティーヴァ」に入っている高価な「エウロスパール」前を経由しないと行けないという面倒なことになっちゃってます。ただ、手頃な価格でまずまずの品揃えのあるスーパーは「カングーロ」くらいしか無さそうです。ここでも今まで滞在した村のスーパーに比べて平均2〜3割ほども価格が高いんですが…。
Posted by おーと at 2021年08月31日 15:27
おーと様、こんにちは!
そうですか、お天気がいまいちなのですか…。(「ハァーッ!」…念を送ります!w笑w)いっそのこと、休養日にしてディスカウントスーパーにお出かけになっては如何でしょう?これまたバス便が限られていますが、買い物を1時間半程するとバスの乗り継ぎが良さそうです。(お店のお昼休みに注意しなくてはいけませんが。)
https://www.google.co.jp/maps/place/Eurospin/@46.5098286,12.1402974,2476m/data=!3m2!1e3!5s0x477835a3d555f1e3:0x63b5ea86f46157e3!4m5!3m4!1s0x477835a3d5c67089:0xb6c995818927f64!8m2!3d46.510527!4d12.1513359
↑↑↑あっ!これって、出発前に掲示板でお伝えしたところでしたねぇ。(ディスカウントとは名ばかりで、もともとの価格設定が高いかしら?)
トラヴェンナツェスの谷、やっぱり不便な場所ですね…。ラガツオイの山上駅からのハイキングコースもありましたが、ひょ、ひょ標高差が…(笑)…でも、おーと様ご夫妻は既に体が鍛えられているので結構大丈夫かもしれませんねー。
https://www.bergfex.com/sommer/venetien/touren/wanderung/966465,028-vs-rifugio-albergo-ospitale--rifugio-lagazuoi/
帰りは、ちょっと奮発してタクシーを使うのも『時は金なり』かもしれませんね。運よくバスの時間が合えば儲けものですし。(苦笑)
https://www.google.co.jp/maps/place/Taxi+Cortina/@46.5536713,12.1300407,1237m/data=!3m1!1e3!4m5!3m4!1s0x47783419486db4fd:0x472f06290fe463e0!8m2!3d46.5528028!4d12.1319528
Posted by なおなお at 2021年08月31日 16:36
おーと様
再現した積りの軌跡のミスを指摘して頂いてありがとうございました。リフトのそばの下り道の間違いは兎も角、私が近くまで行ったことのある山の名前を間違えたのは大変お粗末で、訂正いたします。
https://drive.google.com/file/d/1PNcfgbwqExpU2JuQwJL2wksjMpuDSZGZ/view?usp=sharing
Peakfinderに読ませても五塔山(新潟県の五頭山は登ったことがありますが)の位置は確かにアベとヌベの間にあります。
以下に動画を新旧並べて書きますが、前者は間もなく削除いたします。
https://youtu.be/tX5oQg7zyHI to be deleted
https://youtu.be/TCZ54vqlekU  改訂版
210830 Oto Tofana山麓 1分59秒  ●




Posted by 和田 力 at 2021年08月31日 18:38
なおなおさまの念力のお蔭で、今日は天気予報が外れて爽やかな晴天になってます。ありがとうございます!
ピアン・ダ・ラーゴのショッピングセンターには、雨天の日があれば是非出掛けてみたいですね。ピアン・ダ・ラーゴには2番の市内バスで行くことができまして、9月のダイヤは(前日にもかかわらず)未だウェブサイト上に公開されてませんが、現状どおりならほぼ1時間毎に運行されてますし、市内バスは無料で乗れるんですよ。「エウロスピン」はテレビCMも放映している大手スーパーで、先週まで滞在していたタウフェルス谷のザント村の中心部にも店舗があってよく利用していました。
Posted by おーと at 2021年08月31日 22:17
和田力さま、わざわざ動画を修正していただいてしまい、恐縮です。ありがとうございました。
またNickさまに我が家のことをお知らせいただきましたお蔭で、Nickさまからも掲示板にメッセージを頂戴しました。併せて御礼申し上げます。
Posted by おーと at 2021年08月31日 22:28
和田さんチンケトッリを間違えるのはチンケな話(失礼)我々はヌヴォとアヴェの鞍部即ちヌヴォラウ峠にあるヌヴォラウ峠で昼飯を食べました。
マルモラーダ、チヴェッタやペルモが絶景のレストランでした。ここの親父もBarisettiの知り合いでした。
Posted by Nick at 2021年09月03日 11:59
Nickさま、皆さまがお歩きになったチンクエ・トッリ、ヌヴォラウ峠、ジャウ峠、フェデーラ湖の辺りは、今回の旅の最後のハイライトとして残してあります(笑)。再び快晴になった日を選んで歩きたいと思ってますが、どういうルートを辿ろうかと思案中です。
Posted by おーと at 2021年09月03日 15:17
写真を10枚追加しました。
Posted by おーと at 2021年12月26日 23:02
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: