2021年09月13日

パドヴァ市街散策

メストレ Mestre 駅前のホテルで迎える最初の朝も快晴。朝食をホテルのテラス席で摂りましたが、涼しくて気分が良かったです。朝食はビュッフェ形式ですが、感染予防のため自分で取るのではなくスタッフが要望に応じて皿に盛ってくれる方式になっていて、安心感がありました。このホテルは少し古くて高級感はありませんが、スタッフの対応が良くて好感が持てます。

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10時少し前にメストレ駅からボローニャ Bologna 行きの電車に乗車。車両は2階建てで、空いていて快適でした。カミさん曰く「イタリア国鉄にも綺麗な電車があるのね」。カミさんによれば、先頭車両に日立のロゴが書かれていたそうです。

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パドヴァ Padova までは僅か1駅で、15分ほどで到着。運賃は1人片道3.60ユーロでした。

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パドヴァ駅。構内の観光案内所で市街地図をもらいました。ついでに「グリーン・パスをもらうためのウィルス検査所が近くにありますか?」と訊くと、中心街の或る薬局で検査を受けられ今日も開いているとの返答。カミさんは「スクロヴェーニ礼拝堂 Cappella degli Scrovegni に入れるかも!」と喜びましたが、実際にその薬局へ行ってみると休業でした。他に開いている薬局を2つ訪ねてみましたが、ウィルス検査用のキットはあるものの「グリーン・パス」の要件として認定されたものではないとのこと。やはり今日も「グリーン・パス」の取得は諦めるしかないようです。

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ちなみに写真のスクロヴェーニ礼拝堂の入口で係員に入場予約が可能か訊いてみましたが、今日・明日は予約が満杯で、明後日以降はウェブサイトで確認しろとのこと。見てみたら明後日の午後以降しか空いてませんでした。

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カミさんはガッカリしてましたが、気を取り直して旧市街を散策します。先ずは印象的な時計塔が建つシニョーリ広場 Piazza dei Signori へ。

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シニョーリ広場の東側(時計塔の向かい)に建つサン・クレメンテ教会 Chiesa di San Clemente。

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ドゥオーモ Duomo(聖母被昇天大聖堂 Basilica Cattedrale di Santa Maria Assunta)。右隣のバッティステーロ Battistero(洗礼堂)内にあるフレスコ画が見たかったですけど、こちらは有料で、切符売場になっている隣の博物館で訊いてみましたが、やはり「グリーン・パス」の提示が必要だということでした。

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ドゥオーモの方は内部に入れましたが、余り見るべきものは無い印象でした。

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商店やレストランが建ち並ぶウンベルト1世通り Via Umberto I° を南下します。

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「プラート・デッラ・ヴァッレ Prato della Valle」という大きな広場に出ました。中央は楕円形の堀に囲まれていてメンミア島 Isola Memmia と呼ばれています。堀の中には大きな鯉が泳いでいました。

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写真右奥に見えているのはサンタ・ジュスティーナ修道院 Abbazia di Santa Giustina です。

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メンミア島の中央にある噴水。

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今日はパドヴァ市街を走る「スマイル・ラン Smile Run」というチャリティ・イベントが行われるらしく、ここプラート・デッラ・ヴァッレ広場がスタート及びゴール地点になるようです。

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サンタ・ジュスティーナ修道院の付属聖堂。ここも内部に入れました。

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聖堂内ではミサが行われていました。司祭による祈りの言葉やパイプオルガン伴奏による聖歌が反響して印象深く、暫く後ろの方で拝聴しました。

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聖堂内から脇へ入ると「殉教者の回廊 Corridoio dei Martiri」があります。写真中央は「殉教者の井戸 Pozzo dei Martiri」と呼ばれているものです。

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「殉教者の回廊」の奥には、パドヴァの初代司教サン・プロズドチモ San Prosdocimo(聖プロスドキムス)の石棺が安置されています。

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欧州最古の歴史を持つ植物園 Orto Botanico。10ユーロの入場料は高いなと思いつつ、入れるところが少ないから入場しようかと思いましたが、ここも「グリーン・パス」が必要でした。野外なのに何故?と思いましたけど、考えてみたら温室とかもありますから当然でしょうね。写真は入口の柵の外から撮ったものです。

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サンタントニオ聖堂 Basilica di Sant'Antonio。パドヴァの象徴的な存在ですが、ここは無料なので入れました。13世紀の教会聖人アントニオの遺骨や遺品が保管されている霊廟のため、内部は残念ながら撮影禁止でしたが、とても印象的でカミさんも大満足の様子でした。ここを見られただけでもパドヴァへ来た甲斐がありました。なお、撮影禁止の表示があちこちにあるにもかかわらず、無視してスマホで写真や動画を撮っている人が沢山いました。係員が注意しますが、その場では謝っておきながら、暫く経つと再び撮影を始める人までいました。

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サンタントニオ聖堂の回廊と中庭。

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サンタントニオ聖堂前のサント広場 Piazza del Santo に建つガッタメラータ Gattamelata(エラズモ・ダ・ナルニ Erasmo da Narni)将軍の騎馬像。

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「アンテノレの墓 Tomba di Antenore」と呼ばれる13世紀の記念碑。アンテノレ(アンテーノール)はトロイア戦争神話に登場する人物で、パドヴァの町の創設者だという伝説があるようです。

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古い歴史を持つパドヴァ大学 Università degli Studi di Padova の柱廊。

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エルベ広場 Piazza delle Erbe とラジョーネ館 Palazzo della Ragione(写真左)。

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パドヴァのトラムもヴェネツィアと同じくレールが1本だけのゴムタイヤ型です。

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旧市街で良さそうなテラス席のあるレストランを見掛ければ入るつもりでしたが、決め手の無いままパドヴァ駅まで戻ってしまいました。駅周辺には中国人向けの店が目立つ(これはメストレでも同様です)ため、スクロヴェーニ礼拝堂近くのアレーナ庭園 Giardini dell'Arena へ引き返し、そこでサルデーニャ産の無濾過ビール「イクヌーザ」を飲んで寛ぎました。16時少し前にパドヴァ駅から電車に乗り込んでメストレのホテルへ戻りました。

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posted by おーと at 01:19| Comment(7) | ヴェネツィア(イタリア)
この記事へのコメント
おーと様
パドヴァの観光の軌跡は止めておきます。ところで現在滞在中のメストレ駅前のホテルはひょっとして、我々が4年前にコルチナの帰りに現地で予約して泊まったHotel Tritoneではないでしょうか?もしそうだとしても、私はあまりホテルのことは憶えていませんが、印象が良かったそうで結構です。
https://drive.google.com/drive/folders/10FmciDOf1icq8jMBSGTz2OPZcjh_U0MA?usp=sharing
Posted by 和田 力 at 2021年09月13日 08:36
和田力さま、我が家が泊っているホテルはまさにそのトリトーネです。立地が便利で料金が安かったので選びました。和田さまも同じホテルにお泊りだったんですね。
Posted by おーと at 2021年09月13日 13:36
おーと様、おはようございます。
メトレス観光、制限がありながらもお楽しみになられた様子で良かったですねぇ〜昨日が日曜日でなかったらグリーンパスが手に入ったのでしょうが、こればかりは諦めるしかなくて…でも残念です。あっ!この時計塔…見学したような気がします。ツアーって自分で調べることなくDoor to Doorなので記憶が薄くなってしまうのですよね。写真を見て、やっと『ここは行ったところかもしれない…。」と薄っすら記憶が蘇るくらいです。『サンタントニオ聖堂』…嗚呼、ここは見学しました〜。印象的な屋根と外壁のアーチが美しかったことを覚えています。(…が、しかし…内部は色んな所と混ざってしまって、何処がどこやらもう分かりません…苦笑)グーグルの写真では、沢山の内部画像&映像がありました。撮影禁止なのですね。困ったもんです。…と言いながら、こっそり(?)画像を見ちゃいましたが…。『パドヴァ大学の柱廊』素敵な眺めです。廊下の壁に何やら埋め込まれた遺跡(?)のようなものが、気になります。美しくて大学と言うよりは、どこぞの皇帝の宮殿のようです。サルディーニャ産の無濾過ビールで一休み…優雅なバカンスって感じですねっ。
今日は明日の出国に向けての検査等で観光をする時間は取れないのでしょうか?滞りなく進むことを願っています。
では、また…。
Posted by なおなお at 2021年09月13日 15:26
おーとさまこんにちは。
おーとさまこんにちは。
「グリーンパス」がなかなか思う様に取れなく、さぞ行動が制限されて不便な事でしょう。昨年のマスクの購入の頃を思い出しました。用事があり朝早く出かける時の光景です。7時過ぎから大型店、薬を扱う店の前に10人ほど並んでおりました。2月下旬ですが日本は薬を扱う店は土日はあまり休みて聞きません。今でも私の近所は営業しております。まして、この時期皆さんがグリーンパスの発行が多くありそうですのに何で?て思います。長い間の文化かもしれませんが。
40数年前の欧州は町が夏休みで、(どこだか忘れましたが)観光に行くところの店が全て出かけており、ホテルがランチバケツトを用意してくれた事があります。事実何処のお店も空いておりませんでした。観光客より自分の休暇を優先?なのかと思いました。
何だかグリーンパスを持参しないと観光に支障が出るので、落ち着かないですね。(飛行機も)
ともかくお取りになられる事、お祈りいたします。私やっぱり心配性なのです。
Posted by ss at 2021年09月13日 17:43
なおなおさま、我が家も殆ど下調べ無くパドヴァに出掛け、内部を見学できる場所も限られましたので、まぁブラブラしただけに近いです。でもヴェネツィア市街に比べればずっと人の数が少なくて、気分的にはゆったり(感染リスクを余り気にせず)散策できました。
サンタントニオ聖堂では、聖アントニオの顎の骨とか舌とかを間近で拝み、他の参列者の真似をして棺に掌を当ててきました。カミさんは物凄い「気」を感じたそうです。
今日も日中は暇なので近場の別の町へ出掛けてきましたが、ウィルス検査の結果は未だ出ていません。今日中に予定通り陰性証明書をもらえれば良いんですが…。
Posted by おーと at 2021年09月13日 23:18
ssさま、「グリーン・パス」の提示を求める措置はイタリア政府が決めたことですから仕方ないんですが、それに対応してウィルス未接種者が陰性証明をいつでも容易に取得できるようにしてもらいたかったですね。「グリーン・パスが必要です。でもそのために必要な陰性証明は今日この町では入手できません」じゃ酷いじゃないの、とカミさんは憤慨してました。週末だったということもありますが、平日ならあちこちで検査を受けられるのかというと、必ずしもそうじゃないような気がします。
8月にフランスへ行くと、街ではどの店も休業中だという話は聞いたことがあります。北イタリアでは(むしろ稼ぎ時なので)日曜も店を開けているところが結構あり、余り不便は感じませんでした。但し12〜15時頃に昼休みを取る店が多く、午前中に見掛けて後で寄ろうと思っていると、閉まっていて入れないことが多いです。
Posted by おーと at 2021年09月13日 23:41
写真を14枚追加しました。
Posted by おーと at 2022年01月23日 21:11
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