2021年09月14日

ヴィチェンツァ市街散策

今朝は朝食前にホテル近隣のクリニックへウィルス検査を受けに行きました。場所がなかなか分からず、歯医者を間違って訪ねたり、同名の診療所へ行ったら違う建物だと言われたりで、予約した時間に2〜3分遅刻してしまいました。でも予約が入っている感じは全く無く、日本政府制定の証明書様式を見せながら一から説明する必要がありました。ホテルのフロントから「説明してあるから必要ないと思う」と言われながら「念のために書式を紙に印刷してくれ」と頼んで持参しましたが、そうして本当に良かったです。先客が2人ほどいたこともあって、手続きと検査が終わるまでに1時間ほどかかりました。でも費用はホテルから言われていたより安く、1人92ユーロで済みました。

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ホテルで朝食を摂った後、10時台のヴェローナ Verona 行き快速電車に乗ってヴィチェンツァ Vicenza の街へ出掛けました。メストレ Mestre 駅からは30分余り、運賃は1人片道5.90ユーロです。

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ヴィチェンツァ駅。

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駅前の公園の中の道を北へ歩いて中心街へ向かいます。

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塔を持つ城門 Torrione di Porta Castello を東側へ潜ると旧市街に入ります。

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サン・フィリッポ・ネーリ教会 Chiesa di San Filippo Neri。

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旧市街の目抜き通り的な存在のアンドレーア・パッラーディオ通り Corso Andrea Palladio。両側に立派な邸宅や商店が並んでいます。この通りの名前になっている16世紀の建築家が、今もヴィチェンツァの街に数多く残る豪華な建物を設計したんだそうです。

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サンタ・コローナ教会 Chiesa di Santa Corona。ここは見学が有料で、今日は月曜なので休館です。

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マッテオッティ広場 Piazza Matteotti にあるフェデーレ・ランペルティコ氏 Fedele Lampertico(19世紀後半に活躍した当地出身の学者兼政治家)の銅像。正面は世界最古の屋内劇場とされるオリンピコ劇場 Teatro Olimpico の入口です。

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オリンピコ劇場。我が家は「グリーン・パス」が無いため入れません。

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マッテオッティ広場の南側に建つキエリカーティ宮 Palazzo Chiericati。ヴィチェンツァの中心街は小規模で、この辺りがもう東の端っぽい感じだったので、ここから旧市街の北側を回って西へ戻りました。

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サン・ロレンツォ教会 Chiesa di San Lorenzo。

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ここだけは内部に入れました。

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サン・ロレンツォ教会の中庭。

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ティエーネ宮 Palazzo Thiene。

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サント・ステファノ教会 Chiesa di Santo Stefano。

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旧市街の南側へ歩き、街の中心であるシニョーリ広場 Piazza dei Signori へ。

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ヴェネツィアのサン・マルコ広場と同じく、聖マルコと聖テオドーロの円柱が建っています。

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シニョーリ広場に建つビッサーラ塔 Torre Bissara。

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今週は「ヴィチェンツァ・イン・フェスティヴァル Vicenza in Festival」と称して連日ここで夜に野外コンサートが開催されているようです。

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サンタ・マリーア・デイ・セルヴィ教会 Chiesa di Santa Maria dei Servi。

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シニョーリ広場の南側に建つバジリカ・パッラディアーナ Basilica Palladiana。教会ではなく、主に展示場として使われている建物のようで、商店や博物館も入っていました。写真右がアンドレーア・パッラーディオの銅像みたいです。

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ドゥオーモ Duomo(受胎告知聖母大聖堂 Cattedrale di Santa Maria Annunciata)。昼休み中に当たってしまったのか、扉が閉まっていて残念ながら内部を観られませんでした。

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アンドレーア・パッラーディオ通りに面したチョコレート店「ヴェンキ Venchi」のテラス席でコーヒーデザート(1つ2.40ユーロ)をいただきました。この店は各地の街に店舗があり、価格がリーズナブルなのでコスパが良いと思います。日本にも出店しているようですが、イタリア本国に比べると驚くような高値で売っていますね。

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城門の近くにあるサルヴィ庭園 Giardini Salvi。今日は日向が暑いので、日陰のベンチにはすべて先客がいて休憩できませんでした。早々に駅へ戻り、構内のカフェでピッツァとビール(カミさんはレモネードドリンク)をいただいてから、ヴェネツィア Venezia 行きの電車に乗りました。

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朝に受けたウィルス検査の結果はウェブサイト上で確認するよう指示を受けていたので、ホテルの部屋でサイトに何度もアクセスして結果を待ちました。17時半を過ぎてようやく「陰性」の結果が確認でき、そのPDFファイルをホテルのフロントで印刷してもらって再度クリニックへ。ところが午前中に対応してくれたのとは別の職員に替わっていて、「その結果ファイルで充分でしょ。書類に署名できる医者は今日はもうここにいません」と冷たい返事。「いや、制定書式に医者の署名をしてもらわないと日本へ帰れないんだ、そういう約束で検査を受けたんだ」と再度説明して今朝渡した書式を探してもらい、医者をクリニックへ呼び戻してもらって、ようやく署名入りの証明書を入手できました。疲れましたね〜。
帰りにスーパーでトマトとモッツァレッラチーズとマヨネーズサラダを買い、ホテル脇のカフェで牛肉ソテー&ポレンタのセットをテイクアウトして、ホテルの部屋で食べました。

【ヴェネツィア(イタリア)の最新記事】
posted by おーと at 06:11| Comment(11) | ヴェネツィア(イタリア)
この記事へのコメント
おーと様
伊太利出国(日本入国)の為の無コロナ証明書の獲得までの努力が大変だった有様が詳細に記録され、渡航者にとって大変参考になります。イタリア人のおおらか(いい加減)な対応と、日本人の厳密さを要求する国民性の違いや、お互いの会話が三国語である英語を通じてされたのでしょうが、ちゃんと通じて、相手を説得させる粘り強さに敬服いたします。念のため書類を印刷させたり、帰宅した医師を呼び戻したり、凄いことです。
これで無事、日本に入れると思いますが、ところで出国時59歳だったおーと様(夫妻)は日本でワクチンは接種はされなかったのでしたっけ?
Posted by 和田 力 at 2021年09月14日 08:59
おーとさまおはようございます。
今日の散歩は比較的涼しくて曇りです。里見公園の外側には曼殊沙華が咲いており赤と白もありました。庭に咲かせるのは?と聞いたことがありますので、追いやられて咲いておりました。

さて気になる出国証明でもある、やはり今日1日しか無いと思うとのんびりしてられませんよね。朝早くから手続きを終わられて正解でしたよね。
でもクリニックの陰性検査の日本政府の書類の引継ぎが出来て居なく「医者のサインが無いと日本に帰れない」との抗議して事実ですが、そう言わないと明日来いとか言われそう。でもしっかり通じて医者のサインも貰えて本当におめでとうございます。気の緩みが解けて、お疲れ様でした。レストランでお食事にする気にならないですよね。
行政は書類が一番ですから。
これで枕を高くして寝られますね。重ねてお疲れ様でした。(これで私楽しく過ごせます。)
Posted by ss at 2021年09月14日 09:20
おーと様、おはようございます。
先ずは『陰性』であったこと、そして『陰性証明』が手に入ったこと、ホッとされたことと思います。第一関門突破で安心いたしました。それにしても、ホテルのフロントの話しとは違いクリニックへ出向いて一から説明することから始まり、なかなか検査結果が出ずにヤキモキ…クリニック内の連携のなさ(紙ベースで署名が必要なのに!)、お医者さんが帰宅してしまったと分かったときのおーと様ご夫妻のお気持ちを考えると、言葉がありません。「書いてもらわないと日本に帰れない!」と必死の抗議が相手に伝わって無事に書類が整い、本当に良かったです。安堵しました。疲労困憊でしたね。(ちゃんと言葉にして冷静に対話ができるおーと様…すごいです。)
………さて、気持ちを切り替えて…昨日の『ヴィチェンツァ』は何処なのだろう?と地図のにらめっこして探しました。メストレから北西に上がって行ったところなのですね。地図で見ていると平原から山岳地帯に切り替わる辺りで、等高線が表示されており何だか懐かしく探索しました。小高い山(丘?)が見え、ちょっと離れたところには湖なんかもあったりするのですね。建築の豪華さ美しさが目を引きます。『オリンピコ劇場』の屋根の彫刻の数々は、エルミタージュ美術館と似ていますね。そして『サン・ロレンツォ教会』の佇まいはどこかイスラム建築と共通するものがある気がしました。(なんとなくですけれど…)アーチ好きとしては、どこもかしこも『アーチ』の連続で呼吸が荒くなりました。検査結果が気になりながらの観光でしたでしょうが、お天気に恵まれて何よりでしたね。
…今日は日本に向けて出国ですね。ご心配やご不安は尽きませんが、どうか、どうか、スムーズに運ぶことをお祈りいたします。では、お気をつけて…。
Posted by なおなお at 2021年09月14日 10:59
和田力さま、そうなんです、クリニックの受付の女性には英語が通じませんでしたので、多少英語が話せる男性看護師を介してコミュニケーションをとりました。おっしゃるとおりイタリアの人々はおおらかで、楽観的なことを言うのでいい加減なところもありますが、決して激高せず相談に乗ってくれる優しさがあります。これがドイツやスイスならルール厳守で、交渉しても「ダメなものはダメ」と言われてしまうんじゃないかと思います。
我が家はワクチン未接種です。我が家の自宅がある自治体はワクチン接種の進捗が遅く、日本にいる家族も80歳代の義母を除き未だ1回目を接種したばかりの段階だと思います。我々夫婦は自宅待機期間が明ける10月以降にゆっくり接種を考えます。
Posted by おーと at 2021年09月14日 15:25
ssさま、ご心配をお掛けしましたが、これで何とか帰国便には搭乗できるかなと思います。検査結果の判明が搭乗当日にズレ込むと気が焦って眠れなかったかも知れませんので、前日に証明書がもらえて良かったです。
山を下りてからは結局マトモなレストランで食事しませんでした。最後の最後に感染したら、これまでアパート内での自炊を徹底して来た甲斐が無いですからね。山と違って都会は人が多く、外食では気を遣います。美味しいレストランでの食事はコロナ禍が収まってから別の機会にゆっくり楽しむことにしたいと思います。
Posted by おーと at 2021年09月14日 15:32
なおなおさま、いろいろと応援いただきましたお蔭で、何とか帰国の日を迎えることができました。改めてお礼申し上げます。
ヴィチェンツァの街は、メストレからヴェローナ方面行きの快速電車に乗ると、パドヴァの次で2駅目です。夕方にクリニックへ再度行く予定があったので、近場の街ということで選びました。
この街の主要な建物の殆どがこのパッラーディオという人の設計によるものらしいですが、これだけの重厚な建物を造る財力があった街だというのに驚かされました。パドヴァに比べると何分の1という街の大きさですし、サンタントニオ聖堂のような大本山がある訳でもありません。民間の経済力が高かったんでしょうね。
おっしゃるとおり、駅から街の反対側にある丘の上に上ると、天気の良い日にはアルプスの山々まで見渡せるそうです。丘の上の教会まで登ろうかとも思いましたが、この日は暑くて断念しました。湿度が低いので日陰に入れば涼しいですが、気温は30℃前後あったと思います。
Posted by おーと at 2021年09月14日 15:43
おーとさまこんにちは。
チョコレートデザート美味しそう。前に話した事がありますが、ウイーンでチョコレートパフェを頼むとき、傍にいる人と同じのてて注文しました。何とグラニュー糖が付いてきました?1口食べて全く砂糖の入つていないデザートでした。いくら後で砂糖をかけても美味しくありませんでした。おーとさまのは砂糖入りですよね?
Posted by ss at 2021年09月15日 12:48
こちらでは初のコメントになります。
政府書式に記入してもらえてよかったですね。イタリアにしてはスムーズにいった方では。スイスで病院の人の言うことを信じて出かけ途中で足止めになったという話も聞いてますので、イタリアはどうかと心配していました。
無事にお宅までお戻りくださいませ。
Posted by りまと at 2021年09月15日 13:37
ssさま、甘くて美味しかったですよ。私が食べた右手前のは、エスプレッソの上に生クリームを載せて上からチョコレートソースを掛けたものです。チョコレートソースが甘いので、生クリームの甘さは控えめにしてありました。カミさんが頼んだ左奥のは、カフェ・マキアートの上にチョコレートチップスが散らしてある感じです。皿に添えられたカカオ60%のダークチョコレートも美味しかったです。
Posted by おーと at 2021年09月15日 17:19
りまとさま、ご心配をお掛けしました。無事帰宅いたしました。政府制定の書式で証明してもらえたお蔭で、空港でのチェックインや入国審査は極めてスムーズでした。
Posted by おーと at 2021年09月15日 17:27
写真を13枚追加しました。
Posted by おーと at 2022年01月24日 16:10
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