2022年06月19日

クローンベルク東陵下り

今日は10泊したアッペンツェルからの移動日ですが、貸アパートの大家さんに「13時頃まで荷物を廊下に置かせてもらえないか」とお願いしたところ快諾されたので、半日コースのハイキングに出掛けました。

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ゴッサウ Gossau 行きの電車をヤーコプスバート駅 Jakobsbad で下車。

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駅前の牧草地でシュヴィンゲン(スイス相撲)の大会が行われていました。近くに女子修道院があるため、見物している修道女の方もいました。選手は小学生のようでしたが、午後に再び電車から見たら大人の部も行われていたようです。

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ロープウェイ(ゲストカードで1往復分が無料)に乗り込み、再びクローンベルク Kronberg の山頂へ。

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クローンベルク山頂から南に眺めるセンティス山。今日も晴れて朝から気温が高いですが、遠くの山々は少し靄が掛かっていました。

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北側に見下ろすゴンテン村と、その背後の低山フントヴィーラー・ヘーエ。更に後方にはボーデン湖が横たわっています。

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今日はクローンベルク山頂から東尾根を下ることにしました。少し下ると十字架が建っています。山頂じゃない場所に建っているのは何故なんでしょう?

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更に下るとザンクト・ヤーコプ(=聖ヤコブ)礼拝堂 Kapelle St. Jakob。周りに山羊が沢山いました。

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そこから北側斜面を折り返すように西へ10分余りトラバースすると「ヤコブの泉 Jakobsquelle」があります。ご利益があるかも?と思って少し飲んでしまいましたが、山頂周辺にも牛が放牧されていることを考えると飲まない方が無難だったかも知れません。

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聖ヤコブ礼拝堂前へ戻り、少し東へ下ると農家カフェがありました。

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更に下ってレストラン「シャイデック Scheidegg」を通過。クローンベルクは山麓から歩いて登ってくる人の方が圧倒的に多く、昼食には未だ早い時間帯ですがテラス席にはかなりの客がいました。

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尾根道ハイキングコースはヴァイスバートまで続いていますが、我が家は「シャイデック」の少し先にある分岐で左手の道を選び、ホテル「カウバート Kaubad」前へ下りました。そこからアッペンツェル村を目指します。

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振り返って眺めたクローンベルク。

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オートキャンプ場を通過。写真はその隣にあるレストランです。

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樹林帯へ入る手前に十字架とベンチがあったので、そこで持参したサンドウィッチを食べました。

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樹林帯を抜けるとアッペンツェル市街が目前です。荷物を引き取りにアパートへ行くと、大家さんが来ていて、直接に別れを告げることができました。

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ゴッサウ駅でアッペンツェル鉄道からスイス国鉄に乗り換え、更にブックス Buchs 駅からバスに乗って、今日から2週間滞在するゼーヴェレン村 Sevelen に到着しました。アッペンツェル観光局から予めゼーヴェレンまでの切符を頂戴していたので、移動費用はタダです。
平地では30℃を超す暑さでしたから、バス停の前が貸アパートで助かりました。ここは会社経営なので、アッペンツェルの貸アパートとは全く異なり、鍵箱に暗証番号を入力して鍵を受け取るセルフチェックインのスタイルです。誰とも会話せず部屋に入りましたが、この方が妙に気を遣わずに済んで楽ではあります(笑)。

posted by おーと at 06:13| Comment(2) | アッペンツェル(スイス)

2022年06月18日

ヴィダーアルプ峠越え

アッペンツェル滞在の最終日。晴れて暑い一日でした。

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電車とバスを乗り継いで三たびブリュリザウ Brülisau へ行きました。バス停(ホーアー・カステン行きロープウェイ乗場)から20分弱歩き、アルプ・シーゲル Alp Sigel 行きのロープウェイ乗場へ。写真右上の岩山の上へ通じています。

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ここのロープウェイにはゲストカードも半額カードも効きません。管理人の爺さんがいましたが、乗車券は自動販売機で買います。使えるのは現金のみで、料金は1人片道17フランでした。

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ゴンドラは4人乗りと書かれていましたが、太っている人がいなければ6人までは乗れそう。我が家の他に3人の乗客を乗せ、2人を積み残しました。乗客がゴンドラ内のボタンを押すと、自動でドアが閉まって動き出す仕組みです。山上駅は完全に無人でした。

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ロープウェイを降りた岩山の上にはなだらかな草原が広がっていて、南西方向へ緩やかに下って行くと、牧畜小屋群に至ります。

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そこから多方面へハイキングコースが分岐していますが、我が家は南西方向へ下る道を辿ります。ところが途中で牛の放牧場へ迷い込んでしまいました。ロープウェイで同乗したお姉さん(写真)に「なんでそんなとこ歩いてんの?」というような顔をされました。この人が正しい道を歩いていたので、コースに戻れました。

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樹林帯へ入る手前に人懐っこい子牛がいました。近寄って来てベロベロ舐めようとするので退散しました。

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セムティス湖の上手へ下り、谷奥へ向かいます。正面の岩山ヴィダーアルプシュテックの右に見える鞍部が、これから目指す峠、ヴィダーアルプザッテル Widderalpsattel です。

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ラインターラー・セムティス Rheintaler Sämtis の山小屋。

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ヴィダーアルプ Widderalp への登りにかかります。長い登りでしたが、振り返るとセムティス湖の谷が見渡せ、励まされました。セムティス湖の後方の山はホーアー・カステンです。

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北側斜面には3つの薄い岩山、ドライファルティッヒカイト Dreifaltigkeit が聳えています。

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ここの牛達もハイカーに興味津々です。

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ヴィダーアルプの農家レストランを通過。

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農家レストランの先は一旦やや傾斜がなだらかになりました。

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峠が近づくと少しガレた斜面もありましたが、ここを裸足で下りていく小父さんと擦れ違いました。カミさんが驚くと、小父さんは「これがドイツ人スタイルだ」と言っていたそうです。「ドイツ人スタイル」かどうかは分かりませんが、他にも裸足で山を歩いている人を時々見掛けました。

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ヴィダーアルプ峠(海抜1,856m)に到着。目の前にセンティス山(中央)やアルトマン山(左)が姿を現しました。

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疲れていましたが、少し先に見えたベッツェルコップフの肩まで歩き、そこで持参した昼食を摂りました。写真は振り返って撮ったマルヴェース山で、その右の鞍部がヴィダーアルプ峠です。

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栄養と水分を補給したところで下りにかかります。眺望が素晴らしく、疲れを癒してくれました。

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センティス山のズームアップ。

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アルトマン山の右の鞍部、ロートシュタイン峠に建つ山小屋のズームアップ。

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眼下にメグリスアルプ Meglisalp の山小屋が見えてきました。

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長い下り道を経てメグリスアルプに到着。

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メグリスアルプ小屋は立派な山岳ホテルです。

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メグリスアルプ小屋のテラス席で小休止することにしました。飲み物は水槽に浸けてある瓶を自分でテーブルに持っていくセルフサービスで、カミさんはノンアルコールのアプフェルヴァイン(シードル)、私はアッペンツェラーの白ビールを選択。至福の時間でしたが、お勘定をお願いすると飲み物2本だけで14.30フランとのこと。1本約1,000円ですね。まぁここはスイスですし山小屋なので不満はありませんが、昨夏の北イタリアに比べれば倍近い値段なので驚いてしまいました。

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メグリスアルプに建つ礼拝堂。

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礼拝堂の内部。

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トイレも済ませて帰路につきます。振り返って眺めるメグリスアルプが美しかったです。

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左手にはゼーアルプの谷を隔てた尾根上にシェフラー小屋が見えました。

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ゼーアルプ湖への下り道は急坂なので、中腹をトラバースする道を選びました。眼下にゼーアルプ湖が見え、対岸の岩山の上がエーベンアルプです。

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グロース・ヒュッテン Gross-Hütten の牧畜農家を通過。ここもチーズを売っているようでした。

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クライン・ヒュッテン Klein-Hütten の農家カフェ。山羊が沢山いました。

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本日のコース上で撮った草花の写真です。

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最後は樹林帯に入ってヒュッテントーベル Hüttentobel の谷川沿いを下ります。

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ようやくヴァッサーラウエン駅 Wasserauen に下山。カミさんは意地?のスイッチが入ったようでストックも使わずずんずん下りましたが、私はバテて追いつけない有様でした。

posted by おーと at 08:45| Comment(2) | アッペンツェル(スイス)

2022年06月17日

ゲブリス山へ

(「聖体祭」からの続きです)

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聖体祭を観た後、今日は雲が多いですが、近場のハイキングに出掛けます。アッペンツェル駅から10時44分発のトローゲン Trogen 行き電車に乗り込み、ガイス Gais 駅で下車。ガイスは鉄道の分岐点なので大きな駅です。

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ガイス村の中心広場(ドルフプラッツ Dorfplatz)に面して北側に建ち並ぶ伝統家屋。

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広場の南側に建つ教会。その前に熊の噴水があります。

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教会の内部。ガイス村はアッペンツェル・アウサーローデン準州にあり、中心的な教会はプロテスタントです。

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村の北側に広がる牧草地の斜面を登っていきます。写真はガイス村を見下ろして撮っていて、左奥の山がホーアー・カステン、右奥は雲に隠れていますがセンティス山です。

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山羊を象ったベンチがところどころに置かれています。

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ガイス村からゲブリス山 Gäbris を周回するハイキングコースは「ラウラのお気に入りの場所巡り Lauras Lieblingsplätze」と名付けられ、ラウラという名の山羊をテーマにした展示小屋が数ヶ所に設置されています。

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ここの小屋は、紐を引くと隣の小屋に吊るされた山羊ベルが鳴る仕組みです。

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ゲブリス山頂が近づいてきました。写真右の建物がオーベラー・ゲブリス Oberer Gäbris のレストランです。

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オーベラー・ゲブリスのレストラン(海抜1,240m)。アルプシュタイン山群の眺望を楽しめます。ここまでは以前にトローゲン村から歩いてきたことがあります。

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山頂から少し東へ下った場所に建つウンター・ゲブリス Unter Gäbris のレストラン。

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霞んで写真では分かりづらいですが、北側にボーデン湖が見えました。

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更に東進するとゲブリス湖 Gäbrisseeli があります。緋鯉が泳いでいました。

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ゲブリス湖の南側にバーベキュー場があり、そこのベンチで持参したサンドウィッチを食べました。

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南側に見えるゾンマースベルク Sommersberg へ向かいます。牧草地の斜面を一旦下り、樹林帯を登り返します。

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ゾンマースベルクから北のゲブリス山を眺めた図。左の頂の建物がオーベラー・ゲブリスのレストランで、写真右端がウンター・ゲブリスです。

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ゾンマースベルクのレストラン。2020年に再建されたばかりらしいです。

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ゾンマースベルクから東に見下ろすアルトシュテッテンの町とライン川。

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「ラウラ山羊コース」は西へ下ってガイス村へ戻りますが、我が家は牧草地の斜面を南へ下りました。

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シュトッス Stoss 駅前に建つ「戦闘礼拝堂 Schlachtkapelle」。右はレストランですが休業中でした。

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少し東へ進んだ見晴らしの良い場所に「戦闘記念碑 Schlachtdenkmal」が建っています。シュトッスは1405年にアッペンツェルがハプスブルク軍を撃退した古戦場です。

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アルトシュテッテンからラックレールで上ってきたガイス行き電車に乗り込みます。レトロな雰囲気の車両でした。

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ガイス駅でアッペンツェル行きの電車に乗り換えて帰りました。

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アッペンツェル駅の南側に建つ現代美術館 Kunstmuseum。ゲストカードで無料になるので入ってみましたが、展示品は意外に少ない印象でした。

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ガイザー通り Gaiserstrasse のパン屋「ベーリ Böhli」は祝日も開いているので、明朝に食べるパンを買いに行きました。

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美味しそうなケーキに目が行ってしまい、林檎のタルトと写真のシュヴァルツヴェルダー Schwarzwälder(サクランボケーキ)を購入。今日は結婚記念日なので、そのお祝いという言い訳にしました(笑)。シュヴァルツヴェルダーは最高の美味しさでした。

posted by おーと at 02:24| Comment(2) | アッペンツェル(スイス)